光の人生ノート ~ My Scrap Book~

毎日を心豊かに暮らしたい。大好きなもので人生をスクラップするように。

趣味-本・読書

『黒武御神火御殿』の感想|富次郎が聞き手の変わり百物語スタート!

宮部みゆきさんの大人気シリーズ「三島屋変調百物語シリーズ」。6巻目となる『黒武御神火御殿』を読んだので感想をお伝えします。 三島屋変調百物語が好きな人は多いでしょう。 私もずっと読んできましたが、少しあいだが空いていて、久しぶりでした。前作の…

『あきない世傳金と銀(十二) 出帆篇』読んだ感想|呉服への返り咲きは?

『あきない世傳金と銀(十二) 出帆篇』を読んだので、感想をお伝えします。 私の中では、11巻を読み終えたときに、そろそろ終盤、もしかして次がラスト?などと勝手に思っていました。でも、12巻を読み終えて、五十鈴屋の発展とともに、お話はまだまだ盛り上…

猫がもっと好きになる!【猫が出てくるおすすめ本10選】実話にエッセイも

猫が出てくるオススメの本を紹介します。猫がもっと好きになる!愛おしくなる!そんな本を集めました。飼っているなら共感するところも多いハズ。猫の気持ちもわかるかも?読むだけで幸せになれるファンタジー小説から、涙が止まらなくなるお話に、感動の実…

『本を守ろうとする猫の話』の感想|これはファンタジー化した読書術?

夏川草介さんの『本を守ろうとする猫の話』を紹介します。 夏川草介さんと言えば『神様のカルテ』が有名ですが、『本を守ろうとする猫の話』はファンタジー小説です。 猫と本が出てくるお話、と聞けば興味を持たずにはいられません。^^ あらゆる場所に閉じ込…

『ザリガニの鳴くところ』読んだ感想|ミステリーと生物学を楽しめる小説

今、話題の本『ザリガニの鳴くところ』を読みました。 派手さはなく、どちらかというと地味なイメージで読みはじめましたが、とても奥が深い小説でした。 家族に見はなされ、たった一人で生きていく少女の姿を描いたストーリー 本格ミステリーが好きな人にも…

『リボルバー』読んだ感想【ゴッホとゴーギャンの隠された秘密?】

原田マハさんの『リボルバー』を読みました。 『リボルバー』は、画家であるゴッホとゴーギャンの謎に迫った物語。ゴッホの死のシーンについても描かれています。 ゴッホは拳銃を使い自殺したと言われていますが、本当にそうなのか、もしかしたら他殺? そん…

『あきない世傳 金と銀(十一)風待ち篇』仕事本としても読める小説

『あきない世傳 金と銀(十一)風待ち篇』発売になりましたね! どれくらい続くシリーズものになるかわかりませんが、11巻も続く長編になるとは思っていませんでした。髙田郁さんの小説の中で、一番のシリーズ小説になっています。 しかも、まだまだ話は続きそ…

ご利益別で神社仏閣巡り『あなたにいま必要な神様が見つかる本』感想

桜井識子さんの『あなたにいま必要な神様が見つかる本』をレビューします。ご利益別に神社仏閣巡りが楽しめる本になっています。どんなご利益別で紹介されているか紹介します。旅行やお出かけの時にも参考にして、神社やお寺をまわりたいですね。

『下鴨アンティーク』を読んだ感想!京都が舞台の謎解きファンタジー

京都が舞台の小説『下鴨アンティーク』を読んだ感想を紹介します。全部で8作品が発売されているシリーズ小説です。連作短編集なので読みやすいです。京都弁(関西弁)で話す登場人物たちの会話も、関西人の私にはすんなり入ってきて楽しいです。着物好き、京…

『あきない世傳 金と銀(十)合流篇』の感想【感動のラストに泣き笑い】

『あきない世傳 金と銀(十)合流篇』を読みました。 髙田郁さんのシリーズ小説『あきない世傳 金と銀』も、もう10巻目となりました。みをつくし料理帖シリーズが全10巻でしたが、それを超えるシリーズ物となりそうです。 『あきない世傳 金と銀(十)合流篇』を…

文章術のベストセラー100冊のポイントをまとめた1冊がすごい!

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読みました。文章をうまく書きたい方、書いた記事を改善したい方にオススメの1冊です。現役ライターさんのお二人が100冊を真剣に読み込まれて、洗い出したノウハウをランキングにされま…

『アガサ・クリスティー完全攻略』で読みたい本が見つかる【解説本】

『アガサ・クリスティー完全攻略』という本を知っていますか?アガサ・クリスティーの小説をもっと読みたい、おすすめの本を知りたいと思っている方に参考になる解説本です。 私は今までに、アガサ・クリスティーの小説は数冊しか読んでいませんが、もっと他…

アガサ・クリスティー『愛の旋律』は【恋愛小説】殺人事件は起こらない

アガサ・クリスティーの『愛の旋律』を読みました。 アガサ・クリスティーの本が好きです。海外のミステリー作品で初めて読んだのが、アガサ・クリスティーでした。王道のミステリー、今でも十分に通用しますよね。 でもアガサ・クリスティーの作品は、ミス…

原田マハの小説に出てくる【画家や美術作品】好きな絵画の本を読んでみる?

原田マハさんのアート小説を画家や作品別にまとめてみました。美術に興味がある方はもちろん、そうでない方にも読みやすい作品が多いです。でも、興味がある作品の物語は、きっと読むのも楽しいですね。気になる画家や作品、そして小説はありますか?

『たゆたえども沈まず』の感想!ゴッホの奇跡の絵『星月夜』

原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読んだ感想です。ゴッホがパリに住む弟のテオのところに出てきてから、生涯を終えるまでを描いた小説です。テオの目線、友人の日本人画商の林忠正や重吉(架空人物)の目線で描かれています。タイトルの表紙にもなっ…

『蒼天見ゆ』の感想|日本最後の仇討ちをした臼井六郎を描いた歴史小説

葉室麟さんの『蒼天見ゆ』を読んだ感想をお伝えします。 実話を元にした歴史小説で、日本最後の仇討ちをした臼井六郎(うすいろくろう)を描いています。 私は歴史にはうといですが、小説でいろいろなことを知ることが多いです。 臼井六郎の仇討ちとはどんな…

『あきない世傳金と銀(九)淵泉篇』の感想!最大の危機どうする!

髙田郁さんの大人気シリーズの最新巻『あきない世傳金と銀(九)淵泉篇』を読みました。発売されたら購入して、ずっと読んでいる大好きなシリーズです。 呉服屋を営む女店主の幸が主人公の話。このお話がはじまった時にはまだ小さかった幸が、今では江戸と大…

旅を記録する方法がわかる本「myトラベルノート」テンプレート付き!

お出かけの記録やライフログなど、興味はあるけど方法がわからない人にオススメの本があります。「myトラベルノート」です。トラベラーズノートを使った方法が盛りだくさん!ノートで記録するからこそ、思い出を楽しく残すことができます。テンプレート付…

本の貸し借りのマナー【悲報】その本はもう返ってこないかもしれない

貸した本が返ってこなかったことがありますか?私は何度もあります。だから、あげるつもりで貸してあげることにしました。 でも、自分が借りっぱなしのものはありません。本の貸し借りのマナー、大事にしたいです。 本を貸したり借りたり、私は好きです。本…

『あきない世傅 金と銀(八)瀑布篇』の感想!早く続きが読みたい!

髙田郁さんの『あきない世傅 金と銀(八)瀑布篇』を読みました。『あきない世傅 金と銀』シリーズの八巻目です。 発売されたのは、今年の2月。すぐに購入してはいたのですが、すぐに読むのはもったいないような気がして今になってしまいました。でも、読み…

東野圭吾さんの小説が初の電子書籍化!7作品のオススメの本は?

東野圭吾さんの小説が初めて電子書籍化され、本日の4月24日から発売となりました。電子書籍化されたのは、7作品。私も読んだ本があり、読んでなくてもドラマで見て知っている作品ばかりでした。私のうろ覚えな記憶の中での簡単な感想と合わせて、電子書籍化…

『ダイちゃんの猫ネコ日記』に癒やされて【絵本】実在する猫の暮らし

Amazonで注文していた絵本が届きました。最近、発売された『ダイちゃんの猫ネコ日記』。 はてなブログで「やれることだけやってみる」を運営されている、楓屋ナギさんが書かれたお話です。 kaedeya.hatenablog.com ダイちゃんはブログにたびたび登場する猫。…

読んだ本や積読の記録にオススメのアプリ【読書管理ビブリア】使い方

読書記録にオススメのアプリ「読書管理ビブリア」を紹介します。読んだ本をバーコードでピッ ♪と管理、読んだ冊数もすぐにわかるし、過去の記録も簡単に残せてとても便利です。そして、本好きの友達と会ったら、いつも読んだ本のおすすめをし合っています。…

アガサ・クリスティーの『愛の重さ』は叙情小説【感想】償うとは

アガサ・クリスティーの『愛の重さ』を読みました。 アガサ・クリスティーと言えばミステリーですが、『愛の重さ』はミステリーではありません。ミステリー以外の小説もおすすめなんですよ。叙情小説とも呼ばれる恋愛小説です。 愛にもいろいろな愛の形があ…

運がないと思っている人に読んで欲しい『運転者』感想【真のプラス思考】

自分には運がない、ついていない、と思っていますか?そんな人にぜひ読んで欲しい本があります。喜多川泰さんの『運転者』という小説です。 喜多川泰さんの本は、これまでに何冊も読んできました。久しぶりに、最新刊を読みましたが、やっぱり期待を裏切らな…

原田マハさん『風神雷神』を読んだ感想!美術がつなぐ歴史アート小説

原田マハさんの小説『風神雷神』を読んだ感想を紹介します。天正遺欧少年使節と俵屋宗達、織田信長にミラノではカラヴァッジョまで登場します。歴史的事実に基づいたフィクション、アート小説です。

髙田郁さんのおすすめの本は?全作品を読んだのでまとめてみた

髙田郁さんの本を全作品、読んでいるので、まとめてみました。長編小説から時代小説、シリーズ物に、短編小説まであります。それぞれのあらすじと感想を紹介します。全部が感動本ですが、髙田郁さんの本を初めて読むなら『銀二貫』がおススメです。

九州の神社参拝がしたくなる『和の国の神さま』の感想と感謝の気持ち

桜井識子さんの『和の国の神さま』を紹介します。古事記について調べるのに、南九州を訪れて神さまから聞いたお話です。アマテラスさんから聞かされたことは、私たち日本人にとって、未来と希望が見えるお話、そして神社仏閣巡りにおすすめの本です。

接客業におすすめの『書店ガール7』感想!ビブリオバトルの参考にも

『書店ガール』は書店を舞台にした小説です。主な登場人物が書店で働く女性スタッフです。全部で7巻まで発売されているのですが、ようやく読むことができました。このブログでも、何度か感想とともに紹介してきました。 きっと、『書店ガール6』まで読まれた…

麒麟と言えば『十二国記』異世界の長編を楽しめる人気シリーズ小説本

18年ぶりに続編が発売された「十二国記」シリーズを紹介します。どんな話でどうして人気なのか。今までに発売された「十二国記」をどう読むか。異世界ながらも現代の日本とも通じるところが多いミステリアスなファンタジー。一度読みはじめれば、その世界観…