東野圭吾さんの小説が初めて電子書籍化され、本日の4月24日から発売となりました。
今まで電子書籍化になっていなかったんだね
そうなんだよ。
今までは東野圭吾さんの全作品は電子書籍化はされていなかったんだよ。
新型コロナウィルスによる外出自粛が続く中で、東野圭吾さんの「家で読書も楽しんでほしい。」という思いもあり、特別解禁となったそうです。
どの作品が電子書籍化されたの?
今回、7作品限定で発売されることになったんだよ。
私も読んだ本があり、読んでなくてもドラマで見て知っている作品ばかりでした。
私のうろ覚えな記憶の中での簡単な感想と合わせて、電子書籍化された東野圭吾さんの作品を、紹介します。
東野圭吾さんの小説が初の電子書籍化
今回、電子書籍化された7作品は
『容疑者Xの献身』
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
『プラチナデータ』
『流星の絆』
『ダイイング・アイ』
『疾風ロンド』
『白夜行』
AmazonのKindleストアや楽天のKoboなどの電子書店、また電子書籍を販売している主要書店で購入可能です。
1冊ずつ紹介していきます。
『容疑者Xの献身』
2005年文藝春秋社より発行
内容紹介
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
Amazonの紹介ページより
東野圭吾さんのミステリー小説の中でも、人気の作品ですね。
ガリレオシリーズ、初の長編です。
テレビでも 福山雅治さんが主演を務めて有名になり、『容疑者Xの献身』は映画化となりました。
数年前だから話の内容も忘れているので、トリックを考えるながら読めて楽しめそうです。
ガリレオシリーズは数冊発売されていますが、どれも面白いですよね。
家でいる間に、一気読みもいいかも?
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
2011年11月 角川書店より発行
内容紹介
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
Amazonの紹介ページより
東野圭吾さんの作品の中では、ちょっと珍しいファンタジーっぽい不思議なお話です。
が、こういった不思議なお話も東野圭吾さんの得意とされるところだと、私は思っています。
ミステリーとはまた違う、異次元の世界を楽しめますよ。
心あたたまる感動のストーリーです。
『プラチナデータ』
2010年10月 幻冬舎より発行
内容紹介
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。
Amazonの紹介ページより
『プラチナデータ』も読んだのですが、私の中では印象の薄い作品です。ゴメンナサイ。
東野圭吾さんのよさが少し物足りなかった記憶があります。
『流星の絆』
2008年講談社より発行
内容紹介
惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」14年後―彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。
Amazonの紹介ページより
『流星の絆』は、私は本で読む前にドラマで見ていました。
結局、本で読むことはなかったのですが、ストーリーは今でもよく覚えています。
つらい過去の出来事の真相を突き止めるまでの計画に家族の絆。
話を知らない人には、最後まで楽しめる1冊だと思います。
『ダイイング・アイ』
2007年 光文社より発行
内容紹介
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
Amazonの紹介ページより
『ダイイング・アイ』は本で読みました。
でも、よく覚えていないんです・・・。
Amazonのレビューを見ると、「怖い」という声が多いですね。
少しオカルトっぽかったかも・・・・。
『疾風ロンド』
2013年 実業之日本社より発行
内容紹介
大学の研究所から強力な生物兵器「K‐55」が盗み出された。大学を脅迫してきた犯人は、なんと直後に事故死してしまう。上司に生物兵器の回収を命じられた中年研究員は犯人が遺したテディベアの写真だけを手掛かりに、息子と共に里沢温泉スキー場に向かった―。ゲレンデを舞台に二転三転する事件の行方は!?ラスト1ページまで気が抜けない娯楽快作!
Amazonの紹介ページより
少し物足りなさを感じるところもあるけど、面白かった作品。
軽く読むのにピッタリかも。
『白夜行』
1999年 集英社より発行
内容紹介
つねに悪のふきだまりを生きてきた男と、理知的な顔だちで男たちを惹きつけ、関わった人間を不幸にしてしまう女…。幼くして冥い運命の扉を叩いた男と女の軌跡を、18年前の質屋殺しを執拗に追う老刑事の執念に絡めて描く。
Amazonの紹介ページより
じっくり読みたい長編小説です。
暗くて悲しい描写も多いストーリーなですが、読み終えたあとには達成感が味わえて、しばらく余韻に浸れます。
最後に
電子書籍化されることになった東野圭吾さんの7作品を紹介しました。
ドラマや映画化された小説も多いですね。
こうしてあらためて見ると、東野圭吾さんはミステリーと言っても、いろいろなジャンルのミステリーがあり、違った楽しみ方ができます。
この7作品の中でもう一度読むならどれ?
『容疑者Xの献身』か『白夜行』かな。
また、じっくり読んでみたいかも。
電子書籍なら、購入してすぐに読みはじめれます。
気になった作品があれば、読んでみてくださいね。
私も東野圭吾さんの作品は、好きでよく読んできましたが、ストーリーが面白いだけでなく好きな理由があります。
東野圭吾さんの小説には、辛い話の中にも、人の悲しさに寄り添う気持ちや、人の温かさを感じることができるのです。
辛い背景のある登場人物たちが出てきても、最後にはホッとしたり、救われた気持ちになる場面も多いです。
それが、東野圭吾さんの作品の魅力だと、私は思っています。
あとね・・・電子書籍を読んだこともあるんだけど、やっぱり紙の本が好きなんだー。
よければ、こちらもどうぞ。^^
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