貸した本が返ってこなかったことがありますか?
私は何度もあります。
だから、あげるつもりで貸してあげることにしました。
でも、自分が借りっぱなしのものはありません。
本の貸し借りのマナー、大事にしたいです。
本を貸したり借りたり、私は好きです。
本の世界が広がっていくようで。
でも中には、残念なケースもあります。
本の貸し借りについて注意したいことを、私の経験談と合わせて紹介します。
知っておきたい本の貸し借りのマナー
本好きさんの間で、読んだ本やおすすめの本を貸したり借りたりすること、ありますよね。
自分だと選びそうにない本を貸してもらったら、とても面白くて、同じ作家さんの本を買うようになったとか。
逆に、面白いからって貸してくれたけど、自分にはイマイチだったな、と思う本もあります。
そうやって、自分の好きなジャンルがわかっていったり、今までと違うジャンルに興味を持ったりしていきます。
ただ、悲しいことに、こんなケースもあります。
「何かいい本ないですか?」と聞かれて、「じゃあ面白い本を貸してあげるよ。」と言って貸してあげたら・・・
数年たっても返ってこない・・・。( ;∀;)
確かに「返すのは、いつでもいいよ。」とは言ったけど・・・。
だから私は本を貸したら、その本は返ってこないかもしれない、と思って貸してあげることにしています。
あまり細かいことを気にせずに、本好きさん同士で貸し借りできたらいいですよね。
でも本に興味がなさそうな人が、本の話を振ってくれたらうれしくて、オススメの本を貸してあげたくもなります。
あとから思えば、迷惑だったかもしれませんね。
本を貸してもらうなら?借りたら気をつけること
私も今まで、何度も気持ちよく本を貸してもらったことがあります。
当たり前ですが、借りた本は返すのが基本です。
汚さないように気をつけるのも大事です。
だからブックカバーを付けて読むほうがいいですね。
本好きならブックカバーの1つや2つは持っていると思いますが、なかったら紙で作れば大丈夫です。
その本を通勤中に読みたいと思っているなら、かばんの中で折れたり曲がったりしないようにも気をつけましょう。
そして、読んだら早めに返しましょう。
なかなか会えない友人から、本を借りる場合もあるかと思います。
そんな時は次に会ったときで大丈夫です。
できれば、本の貸し借りは、気兼ねしない人としたいですね。
- 汚さないように気をつけよう
- 読み終えたら早めに返そう
本を借りたけど読む時間がない時は?
借りた時は読むつもりだったけど、忙しくて読む時間がないなー。
そんな時は、いったん本を返したほうがいいかもしれませんね。
もしくは事情を説明してみましょう。
貸してくれた人が「もう読まないから、いつでもいい。」と言ってくれるかもしれません。
でも・・・
いつでもいい、っていつまで待ってくれるってこと?
それは貸してくれた人しかわかりません。
気前のいい人なら「何年も先でいい」、もしくはもうあげてもいい、と思っているかもしれません。(-_-;)
本を貸してくれる人は、貸すことに慣れている人も多いです。
だから気やすく貸してくれる人が多いと思いますが、
くれぐれも本を借りたことを忘れないように気をつけましょう。
本を貸すときに気をつけたいこと
自分の本を貸してあげるにしても、気持ちよく貸してあげたいですね。
もし本を貸すのが嫌だったり、大切な本を「貸して欲しい。」と言われて困るようなら、断っても大丈夫です。
言いやすい相手だったら、「〇〇日までに読んで返してね。」と言ってもいいと思います。
ムリに貸す必要はありません。
本を貸してくれるのはおすすめだから
私も本をたくさん持っているので、今まで何人もの人に、本を貸してあげたことがあります。
同じような本好きの人には、何冊かまとめて貸してあげたりしました。
ちゃんと、数カ月後にまとめて本を返してくれました。
初めて読んだという作家さんが気に入ってくれたみたいで、また同じ作家さんの本を貸してあげたりして、喜んでもらえました。
同じように、違う本好きさんにも本を貸してあげたら、気に入って自分でも購入されたこともありました。
こういう本の貸し借りは楽しいです。
本を貸してくれる、というのはその人がオススメする本だからです。
その人が実際に読んで面白かったり、感動したからです。
ただ気をつけたいのは、押し売りにならないように(読め読め、と強引にすすめるのではなく)貸してあげたいことです。
私も、読みたい本はたくさんあるので、読み終わった本を貸すのは嫌ではありません。
貸した本が返ってこない
でも、悲しいけれど、貸した本が返ってこないケースもあります。
数年前、職場の人に本を貸してあげました。
多分もともと、その人はそれほど本が好きではなかったのかもしれません。
1冊の本を読み終えたから、次に読む本を探しているんだけど、なにかオススメありますか?
と聞かれました。
だから私は「何か本を持ってきましょうか?」と言って、貸してあげることになりました。
用意したのは、ちょっと違うタイプの本を3冊。
どういう本が好みか、わからなかったから迷いました。
その人に合いそうなオススメの本を、私なりに選びました。
あとから思えば、負担だったかなーとも思っていますが、もうその人は退職されて、本は1冊も返ってこないままです。(¯―¯٥)
貸した本は返ってこないかもしれない
私は本を貸すときに、「もしかしたら、本は返ってこないかもしれないな。」と、ちょっと思っていました。
だから別にかまいませんが、実はその本の中には、読み返したいと思っていた大好きな本もありました。
結局、その本だけは、また購入して持っています。
貸してあげたけど返ってこなかった本は、まだあります。
今では、本を貸してあげる時は、返ってこないもの、と思って貸してあげるようにしています。
たまにですが、悩んでいる友人や後輩がいて「この本を読んで元気になってもらいたいな。」と思うときがあります。
そんなときには、買った本をあげることにしています。
最後に
本の貸し借りについて、気をつけたいことをお伝えしました。
本を借りたら、汚さないように気をつけて読みましょう。
本を貸す場合は、気持ちよく貸してあげましょう。
できれば気長に待つつもりで。^^
人によれば、返すまでに時間がかかるかもしれません。
もしくは、返ってこないかもしれません。(¯―¯٥)
あげるつもりで、貸してあげたほうがいいかもしれません。
そして本をあげたとしたら・・・
その本を読むか読まないかは、その人の自由です。
(ホントは読んでほしいです。オススメの本だから貸してあげたんですしね。)
もし何年かかっても読んでくれて、本が返ってきたら、それはそれでうれしいです。
でも、やっぱり自分にとって大事な本は、貸さないで持っておこうと決めています。
いい本たくさんありますから、オススメしたくなりますよね。^^