美術鑑賞に興味があるけど、見かたがわからない。
観に行く前に勉強しておいた方がいいかな?
そんな方に、初心者でも楽しめる美術鑑賞の方法をお伝えします。
予備知識はなくても大丈夫です。
私は、美術鑑賞が好きです。
年に5~6回は行きます。
旅行に行ったときでも、観光先に美術館があれば入ることも多いです。
基本、前売りチケットを買っておくことが多いですが、 その場で観たいと思えば観に行きます。
かと言って、私が美術に詳しいかというと、そんなことはありません。
ただ、美術館に入って芸術作品に触れるのが好きなだけなんです。
美術館巡りを続けているうちに、どんどん好きになっていきました。
今は、私なりの美術鑑賞の仕方が定着しています。
ポイント3つと、さらに美術鑑賞を趣味にして楽しむ方法もお伝えします。
初めてでも大丈夫!美術鑑賞を楽しむコツ3つ
まず、ムリして前もって勉強しておく必要はありません。
もちろん、自分が知りたくて調べたいと思うなら、知識を入れておくのもいいでしょう。
ただ、とくに予備知識は必要ないです。
自由に観てまわるだけでいいからです。
”ゴッホという画家は知っているけど、どんな絵なのか観てみたい。”
”人気のフェルメールの作品が来日しているから観てみたい。”
そんな気持ちだけでじゅうぶんです。
- コインロッカーを利用しよう
- 音声ガイドを借りてみよう
- 気に入った作品を見つけよう
コインロッカーを利用しよう
手持ちの荷物は最小限にして、コインロッカーに荷物を預けましょう。
できるだけ身軽になって、鑑賞する方がリラックスできます。
中には写真撮影がOKの展覧会もあるので、カメラ(スマホ)にお財布とハンカチくらいを、軽めのショルダーバッグに入れて持つといいでしょう。
お財布は、出口でショップがあるので買い物するなら必要です。
冬ならコートも預けよう。
たまに館内が寒いときもあるので、私はマフラーだけは持って入ったりもします。
美術館のロッカーは、お金が戻ってくることがほとんどだと思います。
音声ガイドを借りてみよう
入り口で音声ガイドの貸し出しをしています。
だいたい500~600円くらいです。
使い方は説明してくれますし、途中でも係の人がいるので操作がわからなくなったら聞けます。
1番はじめの美術鑑賞は、音声ガイドがなくてもいいかな、とも思いますが、できれば借りるのをオススメします。
音声ガイドでは、すべての作品の説明をしてくれるわけではありませんが、目玉作品や有名な作品はたいてい入っています。
展示されている作品の横の説明文を読まなくてもいいので、絵や作品に集中して観れるのがメリットです。
バックに音楽が流れることもあるので、その展覧会の雰囲気をより楽しめることができます。
詳しくない人ほど、聴いてみるといいかも。
気に入った作品を見つけよう
あまり知らずに観に来た展覧会かもしれませんが、好きな作品を探す気持ちで観てみましょう。
せっかく来たのだからと、一つ一つの作品をあまりにもじっと見入ってしまうと、逆に疲れてしまうかもしれません。
かと言って、ただ何となく観てまわるとあっという間に終わってしまいます。
だから、「好きな作品を見つけて帰ろう。」と、ちょっと意識してみるのがポイントです。
なんとなく好きだと感じた作品に出あえたら、じっくり観察してみましょう。
できれば、2,3点、見つかるといいね。
そして、その気に入った作品を覚えておきましょう。
気になった作品はメモしておいて、あとからもう少し調べてみるとさらに印象に残りますね。。
美術鑑賞にかかる時間は、規模にもよりますが、私はだいたい1時間~1時間半くらいで観てまわることが多いです。
美術鑑賞に興味を持ったら、いろいろな美術館に行って観るのも楽しいです。
美術鑑賞を趣味にして、もっと楽しむ方法
では、さらに美術鑑賞を楽しめる方法も紹介します。
展覧会情報をチェックする
事前にどんな展覧会が開催されるのか知っておきたいですね。
展覧会情報をチェックする方法を2つ紹介します。
- 雑誌でチェックする
- アプリでチェックする
雑誌でチェックする
私は、いつも1年間の展覧会スケジュールを知りたいので、年末に発売される「日経おとなののOFF」を買ってチェックしています。
>2021年の美術展情報はこれでチェック『日経おとなのOFF』見逃さないぞ
全国で開催予定の大きめの展覧会情報が一目でわかるカレンダーも付いてきます。
自分の住んでいる地域だけでなく、ほかの地域の情報もわかると、旅行をしたときにも参考にできます。
アプリでチェックする
でも、もっと小規模の展覧会って全国でたくさん開催されています。
そんな展覧会はアプリでチェックができます。
チラシミュージアムがオススメです。
気になる展覧会が見つかったら、覚えておきましょう。
前売りチケットを買っておこう
興味がある美術展があるのを知ったら、早めに前売りを購入しておくとお得です。
他にも前売りだと、グッズ付きのチケットやペアチケットなども販売されますが、人気なので早くに売り切れてしまいます。
前売りを持っていなくても、当日券を買って観ることはできます。
人気の展覧会は、開幕してすぐの週末は混んでいることが多いです。
平日なら空いているのでまだゆっくり観れますが、中には平日でも大人気の美術展もあります。
チケット購入できるまで1時間待ちのときもあるので、前売りチケットを持っていると入りやすいです。
また、その場でオンラインチケット(オンライン決済)ですぐに入場できる場合もあります。
作品リストにメモする
展示作品の見かたは自由ですが、私のオススメは音声ガイドを借りることです。
そして、展覧会の入場口に作品(出品)リストが置いてあるので、忘れずにもらっておきましょう。
気になった作品についての情報をメモできるとベストです。
美術館ではシャーペンか鉛筆ならメモすることも可能だったりします。
また、美術館によっては、専用の携帯鉛筆を貸してもらえる場合もあります。
音声ガイドを聴いたり、作品の説明書きで気になったことはメモしておくといいって。
そのとき覚えていても、帰ったら忘れてしまっていることも多いからね。
ミュージアムショップでグッズを買う
会場の出口では、ショップがあります。
その展覧会限定のグッズが販売されていたりするので、一通りチェックしてみるといいでしょう。
記念に、なにか一つ購入するのもいいね。
気になった作品のポストカードがあれば、手軽ですし買いやすいです。
美術鑑賞ノートを作る
美術館巡りが好きな方には、ノートをつけている方も多いです。
もらってきたチラシやパンフレットを切り取ってスクラップにしたり、印象に残ったことを書き留めたりします。
そんなときに、作品リストやメモしたことが参考になります。
ノート作りはとても楽しいので、これもまた美術館へ行きたくなる理由のひとつです(^^♪
私も、ずっとノートをつけてきています。
>美術館巡りがもっと楽しくなる【美術鑑賞ノートを作ろう】メリットあり!
はじめはポスカホリックという専用ノートを使っていましたが、今はトラベラーズノートで作っています。
もっとカンタンに、A4サイズのクリアファイルにパンフレットとチケットを入れておく方法もあります。
好きな画家や作品がテーマの本を読んでみる
好きな画家や作品が出てきたら、そのテーマの本を読んでみるのオススメです。
私がよく読むのは、アート小説で有名な原田マハさんです。
原田マハさんのアート小説をまとめた記事もあるので、よければ参考にしてください。
>原田マハの小説に出てくる【画家や美術作品】好きな絵画の本を読んでみる?
最後に
美術鑑賞を楽しむコツを紹介しました。
専門的な知識がなくても、大丈夫です。
ちょっと興味があれば、美術館へ行ってみてください。
そして、音声ガイドはオススメです。
私も音声ガイドの便利さを実感してからは、毎回のように借りては聴きながら観てまわっています。
美術館を出たあとは、ちょっと優雅な気持ちになっているんですよね。
そのままカフェやランチでゆったり過ごして帰ることも多いです。
何度か美術館へ行ってみたら、自分なりの楽しみ方もできるでしょう。
いろいろな絵や作品を観るうちに、感性も磨かれると思います(^^)
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