大阪で開催中の『バンクシー展天才か反逆者か』を観に行ってきました。
(終了しました。)
そのあとに開催された『バンクシーって誰?展』も行ってきました。
記事はこちら
>『バンクシーって誰?展』でストリートアートを体験してきた!
バンクシーは謎に包まれた覆面アーティスト。
その名前は世界で有名なのに、その正体は誰も知りません。
そんなバンクシーの展覧会が日本で開かれると、だいぶん前から知っていました。
でも、春頃からはコロナの影響で、次々と展覧会も延期や中止になっていたので、バンクシー展は無事に開催されるのか心配になっていました。
しかし、大阪では予定通り10月から開催されるとの情報を得て、
こんな貴重な機会を逃したくない。
絶対、観に行きたい。
でも、今では美術館で鑑賞するのも、密を避けるために、入場制限や前売りだけの販売の展覧会も増えてきます。
私は、『バンクシー展』では早割の日時時間指定の前売り券を購入しました。
チケットはQRコードとなっています。
そして、大阪で開催中のバンクシー展を観に行ってきました。
なんと、全作品の写真撮影がOKでした。
予想以上のたくさんの作品に、壁に描かれたリアルな展示。
「テレビで見たことがある。」といった作品に必ず出会えます。
あのシュレッダー事件で有名となった作品も展示されていました。
観に行く人でスマホを持っている人は、イヤホンを持って行ったほうがいいんだって。
その理由は、音声ガイドはスマホで聴くからです。
『バンクシー展天才か反逆者か』の開催内容を紹介します。
『バンクシー展天才か反逆者か』大阪で開催
会場は大阪南港のATCギャラリーです。
2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を巡回し、100万人以上の人々を熱狂させた展覧会が日本にやってくる!
イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシーの70点以上の作品が初上陸。いったい、彼はアーティストなのかビジネスマンなのか、天才なのかそれとも単なる反逆者なのか。是非ともその目でお確かめください。
引用:『バンクシー展』HPより
バンクシーってどんなアーティスト?
知っている人も多いと思いますが、バンクシーはイギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。
世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している覆面アーティストです。
そこに描かれたグラフィティアートは落書きのようにも見えますが、ブラックユーモアを含んでいたり、強いメッセージ性が特徴です。
はじめはスプレー缶で文字を書いていたそうですが、その後ステンシルに移行していきます。
ステンシルとは、型を使って、文字やイラストをいろいろなものにプリントする技法です。
『バンクシー展』の展示内容は?
バンクシーのグラフィティ作品の大半は壁面に描かれるため、すぐに塗りつぶされてしまい、現存しているものは多くありません。そんななか本展では、複数の個人コレクターの協力のもと、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなど70点以上を、過去最大級の規模で日本に集結させることを実現しました。作品をじっくりと間近で堪能してください。
引用:『バンクシー展』HPより
バンクシーの作品はユーモラスにも見えるので、楽しく感じたりもしますが、実は怒りにも近い強い思いが込められています。
社会風刺や政治的メッセージ。
作品を見てどう捉えるかは、一人ひとり違うかもしれません。
バンクシーは「世界を良くしたい」と言っていたと雑誌で読んだことがあります。
どの作品にも、その思いは込められているようにも感じました。
展覧会では、「POLICE」「PROTEST」「CCTV」などテーマごとに作品をまとめられています。
たとえば、日本でも有名な
- 平和へのメッセージが込められた《LOVE IS IN THE AIR》
- 希望を願う《GIRL WITH BALLOON》
- 社会的弱者をドブネズミに重ねた「RAT」シリーズ
なども展示されています。
しかし、バンクシーの正体は誰も知らないはず。
こんなに大きな展覧会を開けるものなのでしょうか?
『バンクシー展』はコレクターなどが保有する作品を集めたもので、モスクワでスタートし、世界5都市を巡回しています。
が、どうやら、バンクシーの許可は取っていないみたいです。
コレクターが所持しているものの展示や、ストリートアートの再現だから?開催できたのかもしれませんが
バンクシー本人は怒っているとかいないとか。^^;
とにかく、展覧会自体にバンクシーは関わっていないんですよね。
だから、写真撮影も全てOKなのかも。
日本ではなかなかバンクシーの作品を観られる機会もないでしょうし、見る方にしたらうれしいですよね。
音声ガイドはスマホで聴くからイヤホンを持って行こう
バンクシー展のチケットを購入したら届くメールに、音声ガイドの案内も記載されています。
ほぼすべての作品の音声ガイドが無料で聴けます。
アプリのダウンロードが必要となりますが、会場内で聴くにはイヤホンが必要です。
イヤホンを忘れずに持っていきましょう。
しかし、全部の案内を聴いていたらとても長い時間になると思います。
気になった作品だけ聴くこともできますし、帰ってからもう一度ゆっくり聴くこともできますよ。
事前にアプリ「izi.TRAVEL」を入れておくと便利です。
あとは、メールに届いたリンク、または会場内にあるQRコードを読み込んだら、音声ガイドが聴けるようになっています。
『バンクシー展天才か反逆者か』大阪展の案内
イベント名 | 『バンクシー展 天才か反逆者か』 |
期間 | 2020年10月9日(金)~2021年1月17日(日)24日(日) 延長になりました 平日10:00~17:00(10月は20:00まで) 土日祝10:00~20:00 ※12/31、1/1は休館 |
会場 | 大阪南港ATC Gallery(ITM棟2F) 大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 |
アクセス | Osaka Metro四つ橋線住之江公園から約16分 Osaka Metro中央線コスモスクエア経由で約15分 「トレードセンター前駅」下車直結 |
料金 | 日時指定前売りチケットかプレイガイド販売チケット 詳しくは公式サイトでご確認ください。 |
公式サイト | https://banksyexhibition.jp/ |
地図 |
2020年10月の情報です。
最後に
私は音声ガイドも時々聴きながら見てまわって、1時間半くらいでした。
とにかく作品も多いし、立体的な作品も多いので、どこをどう見ていいのか?といった感じでしたが、やっぱり貴重な体験でした。
写真もたくさん撮ってきたので、『バンクシー展』を観てきた感想は、別で記事にしました。
2021年の美術展情報もチェックしましたよー。
今度は『バンクシーって誰?』展が開催予定です。