神戸の兵庫県立美術館で『ハリー・ポッターと魔法の歴史』展を観てきました。
兵庫県立美術館は安藤忠雄さんによる建築で、建物だけでも見どころが多く、ウロウロするだけでもいろんな発見があります。
『ハリー・ポッターと魔法の歴史』は、ハリー・ポッターのお話と合わせて魔法の歴史を紹介する内容。
2017年に、大英図書館が企画・開催された展覧会の国際巡回展です。
充実した展覧会で見ごたえがあり、とても楽しかったです。
兵庫県立美術館の見どころと合わせて、「ハリー・ポッターと魔法の歴史」を観てきた感想をお伝えします。
兵庫県立美術館へのアクセス
最寄り駅で近いのは2つ。
JR神戸線灘駅南口から徒歩約10分
私は、阪神岩屋駅から行きました。
改札は1ヶ所だけで、出るとミュージアムロードという看板が左手に見えます。
そのまま左の道を、ずっとまっすぐに進んでいくと、兵庫県立美術館に着きます。
他にもアクセス方法はあります。
詳しくはこちら。
兵庫県立美術館の見どころ
ミュージアムロードを歩いてくると、屋根の上に現れたカエル!
このカエルのオブジェは、ラバーダックの作者でもあるオランダのアーティスト、フロレンティン・ホフマンの作品で、後に美(み)カエルと言う愛称がつきました。
参考サイトhttps://kiito.jp/project/mikaeru/
このカエルの乗った建物が兵庫県立美術館です。
日本を代表する建築家の安藤忠雄さんが設計されたので、建物そのものにも魅力がいっぱい!
館内を歩きまわるといろいろな発見があります。
円形テラスの美しい螺旋階段
館内の1Fエントランスホールから、B1の駐車場に、ギャラリー棟や2Fの屋外スペースを結んでいる螺旋階段。
この階段はあらゆる角度から写真を撮ってみると、とても美しい構図になります。
ぜひ、階段の下から見上げるようにも撮ってみてください。
この写真より、もっと下からも撮ると、またいい感じになります。
…と言うのを、私はあとから知ったので撮りそびれました。(¯―¯٥)
海のデッキに青いリンゴ
「海のデッキ」と呼ばれる3階の屋外スペースには、青いリンゴのオブジェがあります。
アメリカの詩人・サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフに、安藤忠雄さんがデザインしたオブジェです。
この青いリンゴは、いろいろな場所から見えるので、見えるたびに写真を撮ってみると面白そうです。
兵庫県立美術館は海岸通りにあるので、デッキからは海も見えます。
屋外エリア
ここは大階段を降りた屋外エリアです。
ちょっと個性的な女性のオブジェは、ヤノベケンジさんの作品で「Sun Sister」と呼ばれています。
屋外スペース4階の「風のデッキ」
吹き抜けの多い建築
建物内は吹き抜けの部分も多く、外の光の加減でまた違った表情も見られそうです。
常設展示室への階段も吹き抜けになっていてました。
巨大迷路のような建物と説明があるように、私もウロウロしていたら、迷ってしまいそうでした。^^;
ぜんぶ見てまわると所要時間は?
特別展のチケットでコレクション展(常設展)を観ることができます。
私が「ハリー・ポッターと魔法の歴史」を観に行ったときにかかった時間は
常設展:サラッと見ただけで約30分
館内:見てまわって30分
と言った感じでした。
最後にカフェに寄りましたが、その時間は入れていません。
常設展示室をまわったのは特別展を観たあとだったので、あまりじっくり観てまわりませんでした。
館内はひと通り見てまわるだけなら30分もあれば大丈夫ですが、お天気のいい日には屋外エリアでゆっくり過ごすのもよさそうです。
カフェは1ヶ所
美術館内にはあるカフェは1ヶ所だけです。
カフェ・レストラン「フォルテシモ」
飲み物や軽食にケーキなどあり、海が見えるオープンテラスで食べることもできます。
私はサンドイッチ(400円)を食べました。
兵庫県立美術館の情報
名称 | 兵庫県立美術館 |
住所 | 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) |
TEL | 特別展観覧予約 078-262-1011 |
開館時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝休日の場合は翌日) 年末年始(12月31日、1月1日) メンテナンス休館(2021年8月30日~9月6日) |
アクセス | JR:神戸線灘駅南口から南へ徒歩約10分 阪神電車:岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南へ徒歩約8分 阪急電車:神戸線王子公園駅西口から南西へ徒歩約20分 バス停あり 詳しくはこちら |
駐車場 | 利用時間:9:55〜19:00 特別展開催中の金・土曜日は21:00まで 駐車台数:乗用車80台 駐車料金:2時間まで400円。以降30分毎200円。 (要:インフォメーションで割引処理) 周辺駐車場の案内はこちら。 周辺駐車場ご利用の場合は、割引なし。 |
HP | https://www.artm.pref.hyogo.jp/ |
地図 |
2021年10月の情報です。
『ハリー・ポッターと魔法の歴史』展を観てきた
特別展の『ハリー・ポッターと魔法の歴史』を観てきました。
グッズもたくさん販売されていました。
ここは、チケットがないと入れないブースのようです。
特別展を観るのに入場制限もあるので、少し並べば購入できそうでした。
私は、今回はグッズは購入していません。
美術鑑賞の予約は早めにしたほうがいい
実は、プレゼントに応募したらチケットが当選したのです。
行く日を予約しようとHPを見てみると、すでに土、日は予約不可でした。
でも、ローソンチケットなどの申込画面では、まだ土、日も申し込めるようになっていたんです。
それぞれの枠があるのかな?
だからこれからは、どの美術展でも、土、日しか行けない人は、予約申込が開始されたら、すぐに予約しておいたほうがイイですね。
今はどこの美術展も土、日はすぐに予約が埋まってしまうようです。
私は平日に予約して行ってきました。
『ハリー・ポッターと魔法の歴史』展の感想
ハリー・ポッターは大好き。
本もぜんぶ読んで、映画も観ました。
だから、その世界観が体験できるのが楽しみでした。
ぜんぶで10章から構成される展示内容では、ハリー・ポッターの話の中に出てくるシーンから、魔法や占いの歴史など、興味深い資料もたくさん紹介されます。
原作者J.k.ローリングの直筆原稿やスケッチも見どころのひとつ。
古くから言い伝えられる魔法や呪文の資料をもとに、ハリー・ポッターのお話が作られたのでしょうが、その構想のすごさをあらためて感じます。
それに、イラスト版『ハリー・ポッター』を描いたジム・ケイの、原画やスケッチもお話の魅力がたっぷり詰まっていて、見ごたえがありました。
実は、ハリー・ポッターの本が出版されることになったきっかけには、ある一人の女の子の読書感想が大きく影響しているんですね。
実際には、子どもだけでなく大人までその魅力にハマってしまった『ハリー・ポッター』
はじめの第1巻が発売されてから、もう25年近くになるんです。
これからも、読みつがれていってほしいなと思う作品です。
音声ガイドは桐谷美玲さん
私はいつも、音声ガイドを聞きながら観てまわります。
『ハリー・ポッターと魔法の歴史』の音声ガイドは桐谷美玲さんでした。
時どきハリー・ポッターでのおなじみのメロディが流れるし、クイズもあったよ。
だから、聞きながらまわって、より楽しくわかりやすく観れました。
最後に家で鑑賞ノート作り
そして帰ったらノート作り。
seriaでたまたま見つけたシールがピッタリ!だったので、貼りました。(*^^*)
ノートの作り方の紹介はこちら。
>美術館巡りがもっと楽しくなる【美術鑑賞ノートを作ろう】メリットあり!
最後に
兵庫県立美術館に『ハリー・ポッターと魔法の歴史』展を観てきました。
兵庫県立美術館には前にも行ったことがありましたが、館内をゆっくり見てまわったのは今回が初めてでした。
帰宅してから調べると、もっといい写真スポットもあったようなのですが、通っているだけでは気づきませんでした。
いろいろな角度から撮ってみればよかった、と思っています。
行く予定の方は、ぜひ館内のあちこちをチェックしてみてください。
美術鑑賞に興味があるけど見方がわからないなら、こちらの記事もオススメです。