お彼岸なので、一心寺にお参りに行ってきました。
一心寺は大阪の天王寺区にあるお寺。
10年ごとに遺骨で造られるお骨佛で有名です。
一心寺にお参りをするようになって、もう20年。
両親が眠っているからです。
私が本やブログをよく読ませていただいている桜井識子さんの本で、一心寺について紹介している文章がありました。
一心寺の納骨を考えている方には、安心できる内容ではないかと思います。
一心寺と、一心寺を紹介されている桜井識子さんの本『神様、福運を招くコツはありますか?』を紹介したいと思います。
お彼岸のお参りに一心寺へ行ってきました
私の父と母の眠る一心寺。
でも、父と母がいるのは普通のお墓ではないのです。
お骨仏の阿弥陀如来さま
手を合わせてお参りするのは阿弥陀如来さまです。
大阪ではよく知られていると思いますが、一心寺では収めた遺骨で10年ごとに阿弥陀如来像を造られているのです。(隣接した墓地もあります。)
一心寺は宗派を問わず、納骨をお受けしています(一部宗派を除く)。納められたご遺骨は10年分をひとまとめにしてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来像)を造立いたします。お骨佛は核家族化や現在の墓地事情などの環境変化に加え、先祖の遺骨をいつも、いつまでも大切に供養したい、というご遺族の思いを受け止める理想的な先祖祭祀・供養法として親しまれ、納骨に訪れる方は年を追って増えています。
引用:一心寺HPより
私の父と母は納骨した年が違うので、同じ仏様の中ではありませんが、納骨堂で並んでいます。
(母のほうが後に亡くなりましたが、ちゃんと生前から希望していました。)
一心寺には普段からたくさんの方が参拝に来られていますが、お彼岸の時期やお盆は本当にすごい人です。
一心寺への行き方
一心寺に専用の駐車場はありません。
周囲に有料の駐車場はありますが、混雑するお彼岸やお盆は渋滞です。(><)
最寄りの駅から歩いて行けるので、公共機関を利用するか、車なら混む時期を避けて行かれるといいと思います
天王寺駅から近いのですが、近くには天王寺動物園や大阪市立美術館もありますよ。
『神様、福運を招くコツはありますか?』より
「阿弥陀如来像を造る納骨ってどうなの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
私は神社仏閣巡りが好きで、桜井識子さんの本を何冊か持っていますし、ブログも拝見しています。
桜井識子さんは、お身内の方の影響で神仏の世界を身近に感じて育たれた方で、全国各地の神社仏閣を紹介されている方です。
桜井識子さんのブログはこちら
桜井識子さんの本『神様、福運を招くコツはありますか?』で、一心寺についてこう書かれています。
お骨佛に入っている人からすると、それが自分宛ての供養でなくても、仏像として同じ体になっていますので分け合うことができます。自分にお参りする人がいなくても、香が焚かれてお花も供えてもらえるという、良いシステムになっている。
すぐ隣りが大本堂ですから、毎日大きな読経が聞こえてきて、お墓のシステムとしては最高だと思う。
ただ、気にかかるのは、この阿弥陀如来像に入れられている遺骨の量がほんのわずかだということ。
遺骨の量は少ないかもしれませんが、常に供養してもらえて、安心してお任せできるのではないか、といった内容です。
お墓をどうするか?
人によれば、知らない人と同じお墓に入るみたいでちょっと・・・と言われる方もいますが、実際には本当にたくさんの納骨がされています。
一番新しいお骨佛で約22万体で造立されているそうです。(10年間分)
私の母も生前から一心寺を希望していました。
遺骨の量が少ししかお骨佛に入れられないそうですが、亡くなられた方の魂がどう感じているかは、こちらではわかりません。
それでも、毎日すぐそばで大きなお経をあげてもらえて、たくさんの方が日々来られる、というのは安心ではないかと思います。
私自身も、通いにくい離れた場所にひっそり入れられるよりは、こういった場所のほうがいいと思っていて、娘たちには私のことも頼んでいます。
≫50歳で終活を意識して書いた【エンディングノート】前向きに生きるために
お墓選びの参考にもなる本
『神様、福運を招くコツはありますか?』を買って読んだら、たまたま一心寺についても紹介されていたのです。
他には、
- 縁起物で運を強くする方法
- 神様はどんな人が好き?
- 祝詞、お稲荷さん、熊手、願掛け、参拝、お墓、成仏……見えない世界のホントのところ
神仏に守られて、人生を幸転させる秘訣が満載です。
桜井さんが見つけた、大小さまざまな福運を手に入れる方法などの 神仏のご加護をもらうコツを全編書き下ろしで紹介されています。
お墓選びについても参考になる内容なので、気になる方は読んでみられるといいと思います。
最後に
お彼岸に一心寺さんへお参りした話でした。
そして、一心寺を紹介されている『神様、福運を招くコツはありますか?』。
神社仏閣巡りが好きな方なら、おすすめの本です。
覚えやすい祝詞の紹介や、参拝のコツ、そしてお墓選びについても紹介されています。
気になる方は手にとってみてくださいね。
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