光の人生ノート ~ My Scrap Book~

毎日を心豊かに暮らしたい。大好きなもので人生をスクラップするように。

【実話を元にした小説・ノンフィクション】実際に読んだおすすめ本

実話をもとにしたオススメの小説・ノンフィクション紹介します。

現実にあった事実やできごとから作られた話ですが、実際に私が読んで面白かった本、感動した本です。

応援団の話に家族の話、スポーツ業界の裏側を描いたストーリーから、歴史小説まであります。
猫好きさん必見の物語も要チェックしてみてください!

実話をもとにしたオススメ小説・ノンフィクション

実話をもとにした小説

『僕らの仕事は応援団 心をふさがれた8つの物語』 我武者羅應援團

会社を辞めてまで作った日本で唯一のプロ応援団の話。
実話にもとづく感動ストーリーです。

誰かを応援したい気持ちは皆が持っている。
でも、恥ずかしい・・・。
そんな気持ちを代わりに堂々と表現してくれるのが、この我武者羅(がむしゃら)応援団。

相手の気持ちを思い、本当に伝えたいことは何なのか、どう伝えるのかを考えて、精一杯に勇気を持って応援してくれます。

とても頼もしい存在ですね。

あとがきでは
「あなたほど、あなたを応援したいと思っている人はいない。
あなたほど、あなたの人生に本気で向き合っている人はいない。
自分にとっての1番の応援団は自分なのです。」
と書かれています。

その通りですね。
「わたし、頑張れ!」と、一人一人が自分を信じて進み続けて欲しいと思う一冊です。

『ママのリスト』St.ジョン・グリーン/鹿田昌美

『ママのリスト 私が死んだら、息子たちに2回ずつキスをしてね』は、大切な人たちを残し、しっかりと抱きしめたくなる命の記録。

生後17ヶ月で骨盤ガンを発症し、「余命数日」と宣告されながら、奇跡の回復に向かう我が子に、我が命をつなぐかのように、ある1人の母がガンに倒れた。
彼女は臨終に近いある日、夫からかけられた
「君に去られたら僕はどうなる?」の問いに答え、最後の思いを詰めこんだ“リスト”を綴り始める。

ガンという病気と闘いながら、ケイトが夫と幼い息子たちに遺したすてきなメッセージを読むことができます。
それは「77の宿題」

ケイトの遺したリストは、パパに前に向かって進む勇気と希望を与えました。
そして、残されたパパも人生に望むこととして「パパのリスト」を作ります。

自分が何かあったときのために家族に伝えたいこと、思いを道標にして残すリスト
今、エンディングノートというのも注目されていますが、私もリストを作っておきたいと思いました。

『シークレット・レース』 タイラー・ハミルトン、ダニエル・コイル

過酷なまでの勝利の追求がもたらしたドーピングとその隠蔽ーー自転車レースを支配する闇の世界に、ランス・アームストロングのマイヨジョーヌに貢献した元プロ選手タイラー・ハミルトンとノンフィクション作家ダニエル・コイルがメスを入れた。
そこは、きらびやかなプロ自転車競技界の裏側にある幾重にも連なった腐敗と恐ろしいまでに不穏な世界だった。
「現時点における、自転車競技の薬物問題に関する量も包括的で、誰もができる報告である」

登場人物はすべて実在する人物です。

リアルで衝撃的な内容は、読む手を止められません。
ドーピングに手を出してしまった過程とその後、選手の深刻な思いを受け止めてみてください。

『ボブという名のストリート・キャット』ジェームズ・ボーエン、服部京子 訳

テレビでも紹介されたホームレスと野良猫の感動実話!

運命に導かれた不思議な出会いがひとりと一匹の人生を変えた。
ロンドンの路上で起きた奇跡の友情物語。

ロンドンでプロのミュージシャンを志したものの、様々な困難に遭い路上生活者となった青年ジェームズ。
人生に目的も目標も持てないまま、一匹の野良猫、ボブ。
“運命に導かれるように、お互いに見つけあった”
ジェームズはボブのために動き始める・・・・・。

本書では常にこの言葉がキーワードだと言われています。
それはセカンドチャンス

人は誰でもどんなところからでも、立ち直ることができる。
その勇気を、ジェームズとボブが教えてくれます。

ジェームズは現在、動物愛護のチャリティー活動にも積極的に携わっているそうです。

ホームレスのジェームズと、猫のボブ。
1人と一匹で支え合い、助け合い、そして喜び合いながらの生活を送れるまでのストーリーです。

私もTV番組を見てそのストーリーを知っていましたが、実際に本で読んだら感動して、もっとこの物語をたくさんの人に知ってもらいたいと思いました。

面白くてかわいくてたくましくて、ジェームズとボブが大好きになりました!

『恋歌』朝井まかて

樋口一葉の師でもある歌人、中島歌子の壮絶な人生を描いた作品。

歴史小説でもあり、純愛小説でもあります。

東京の自宅で歌塾「萩の舎」を開いた歌子はには、多くの門下生がいました。
歌子が病気で療養中のときに、門下生の三宅花圃が見つけた手記。

それを読みながら、歌子の生きた壮絶な物語が始まります。
この小説のスタイルには、ちゃんと意味があったことに最後に気づきます。

ラストに明かされる事実と、歌子の思いが伝わってきます。

『恋歌』については、詳しく別記事でも紹介しているので、よければ参考にしてください。
>朝井まかて『恋歌』実在した歌人【中島歌子の壮絶な人生を描いた小説】

『蒼天見ゆ』葉室麟

日本最後の仇討ちをした、臼井六郎を描いた歴史時代小説です。

臼井六郎は、斬殺された父の敵を討つことを誓うのですが、その間に仇討ち禁止令が発令されてしまいます。

しかし、六郎の無念は消えることなく、東京へ出向くことになります。

有名な歴史上の人物も多く登場する『蒼天見ゆ』も、オススメの1冊です。

こちらも、別記事でも紹介しています。
>『蒼天見ゆ』日本最後の仇討ちをした【臼井六郎】実話がもとの歴史小説

おわりに

実話をもとにした小説やノンフィクションを紹介しました。
すべて、私が読んで感動した本です。

リアルな物語を読んだら、持つ感想は人それぞれ違うでしょう。

でも、自分の今の環境がいかに恵まれているか、幸せなのか、そして何をするべきなのか、考えるきっかけになると思います。

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