登山で高野山詣りをする時に、まずはじめに立ち寄り、登山の奉告と道中の安全を祈願する場所が丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)です。
私は主人と車で高野山を訪れた帰りに慈尊院に寄り、丹生官省符神社があるのを知りました。
弘法大師創建の社、高野山町石道登山口鎮座 世界遺産の丹生官省符神社を紹介します。
私が訪れた時は、まだ紅葉には早い秋だったのか、空いていました。
丹生官省符神社は慈尊院から石段を登った先に
丹生官省符神社は慈尊院の境内の奥にある、119段の石段をのぼりきったところにあります。
主人はこの階段を見て「慈尊院で待ってる。」と言うので、私一人で登ってお参りしました。
大きな漆塗りの鳥居から拝殿が見えますが、この日は手前にテント?が出ていました。
だから、真正面から拝殿の写真は撮れませんでした。
丹生官省符神社が参拝される理由
丹生官省符神社からいただいた、リーフレットに掲載されていた内容を紹介します。
丹生官省符神社は県内外より参拝されるゆえんはここにあります
・弘法大使が弘仁7年(816)に創建されました。
・本殿は、平成16年7月7日(2004)に世界遺産登録されました。
・真言宗密教布教の基がこの地にあります。(空海の初心・源流)
・高野山町石道(世界遺産)の登山口に鎮座しています。(物事の始まり)
・社号(官省符)は、当時の荘園制度を表し風格を漂わせています。
・石段百十九段は、祈念坂で鎮護国家、家紋繁栄を暗示しています。
・古来より真言宗(仏教)に伝わる忌明清祓社です。
・今、なお神仏習合のなごりをとどめています。
・古来から当寺社より高野山を遙拝していました。
狩場明神と弘法大師様さまが出会われたシーンを描かれた大絵馬があるようですが、私は見逃してしまったようです。
弘法大師さまが高野山へ導いてくれた白と黒二頭の犬は、丹生官省符神社の神さまのお使いだそうです。
また、拝殿に向かって左側には高野山遙拝所があったのですが、こちらにも私は気づきませんでした。( ;∀;)
そして、拝殿から奥には、丹生都比売神社と同じようなきれいな朱色の本殿があるようです。
丹生官省符神社の御祭神と御朱印
第一殿
丹生都比売大神 (にうつひめのおおかみ)(丹生明神)、高野御子大神 (たかのみこのおおかみ)(高野明神)、丹生都比売大神の御子、天照大御神 (天照大神)
第二殿
大食都非売大神(あめのこやねのおおかみ)(気比明神)、誉田別大神(ほんだわけのおおかみ)(八幡明神)、天児屋根大神(あめのこやねのおおかみ)(春日明神)
第三殿
市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)(厳島明神)、合祀祭神
境内社
招魂社(しょうこんしゃ)、神宮遙拝所(伊勢神宮)、高野山遙拝所
御朱印は2種類いただきました。
全部で4種類あったのですが、どれも500円でした。
私がいただいたのは、丹生神社と高野明神の御朱印になります。
慈尊院の境内に石段があります。
まとめ
丹生官省符神社を紹介しました。
今回は、写真が少なくてスミマセン。
先に行った丹生都比売神社と比べると、すっきりしていてちょっとさみしい感じがした神社でした。
彩りの違いでしょうか。
本殿がもう少し見えたらよかったのですが、もっとうろうろしてくればよかったとあとから思っています。
見逃してしまっているところもありますし、また違う季節に訪れてみたい神社です。
慈尊院に行かれる方は、石段を頑張って登って丹生官省符神社にもお参りされてはいかがでしょうか。
季節によったら、素晴らしい景色が見られると思います。
慈尊院についてはこちら
丹生都比売神社についてはこちら
ありがとうございます。
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