私は2度目に高野山を訪れたとき、定番コースと合わせて他の場所もまわることができました。
高野山には何度も行きたくなりますよね。
行きたい場所がたくさんあり、広くて一度ではまわれないからです。
それに、高野山では一度行った場所でもまた行きたくなります。
奥の院の御廟は特にそうですね。
(2020年の秋に訪れた時は、コロナ感染予防のため、御廟は拝観中止となっていました。)
はじめて高野山へ行くなら、定番コースがオススメです。
高野山の定番コースは大門→壇上伽藍→金剛峯寺→奥之院です。
でも、時間の余裕があれば、ほかの観光スポットをまわることもできます。
私も2度目に訪れた時には、1度目に行けなかったところもまわれました。
大阪から高野山へ電車で行き、定番コースも含めて約5時間でまわることができたコースです。
定番コースと合わせてめぐった名所やランチに御朱印を紹介します。
高野山の日帰り観光!5時間でまわったコース
高野山の定番でもある、オススメ観光ルートは大門→壇上伽藍→金剛峯寺→奥之院です。
詳しくはこちらで紹介しています。
>【初めての高野山におすすめ観光ルート】電車なら世界遺産きっぷがお得
2度目に行ったときは、壇上伽藍や金剛峯寺での拝観もしながら、他の場所にも寄れました。
- 大門
- 壇上伽藍
- 金剛峯寺
- 徳川家霊台
- 女人堂
- 金剛三昧堂
- 苅萱堂
- 奥の院
の順番でした。
今回は、定番コース以外に訪れたことがある名所を紹介します。
- 徳川家霊台
- 女人堂
- 金剛三昧堂
刈萱堂は写真が撮れていないので省いています。スミマセン。
御朱印と途中で食べたランチも紹介します。
徳川家霊台
寛永20年(1643年)に三代将軍・家光によって建立されました。一重宝形造り(いちじゅうほうぎょうづくり)の建物が二つ並んでおり、向かって右が東照宮家康公霊舎(おたまや)、左が台徳院秀忠公霊舎となっています。境内の東端には三代将軍以下および御三家の尊牌堂(そんぱいどう)がありましたが、明治21年(1888年)に焼失してしまいました。
引用:高野山のHPより
徳川家康と、秀忠の霊台が並んでいます。(写真は秀忠の霊台)
細部にいたるまで、彫刻や飾金具など技工をこらした装飾がほどこされ、目を見張るばかりの建築美となっています。
重要文化財です。
女人堂
その昔、高野山には七つの登り口があり、高野七口(こうやななくち)と呼ばれていました。明治5年(1872年)に女人禁制が解かれるまで、女性の立ち入りが厳しく制限され、そのため各登り口に女性のための参籠所が設けられ、女人堂と呼ばれました。現在の女人堂は唯一現存する建物です。
引用:高野山HPより
平屋建てのたたずまいで、江戸時代まで女人禁制であったために建てられたお堂。
性の結界所、または弘法大師を逢拝する場所、また宿泊所としてここにお堂が建てられました。
金剛三昧院
済高(さいこう)座主(870年~942年)が延長7年(929年)に建立されたお堂で、もともと総持院(そうじいん)境内に存在していました。済高師はこのお堂で「理趣三昧」という儀式を執り行っていたため、三昧堂と呼ばれるようになりました。
引用:高野山HPより
境内は、本堂、本坊、多宝塔、六本杉と見どころも多いです。
金剛三昧院は宿坊でもあります。
高野山には宿坊も多いですね。
私も一度泊まってみたいです。
他にも苅萱堂などにも寄りました。
私が定番コースと合わせてまわった名所は以上ですが、別の日に訪れたオススメの場所も紹介します。
霊宝館
金剛峯寺をはじめ、高野山に伝えられている貴重な仏画・仏像などの文化遺産を保護管理し、一般にも公開する目的で大正10年(1921年)に開設された、博物館相当の施設です。建物は宇治平等院を模して建造され、高野山でも数少ない大正建築として登録指定文化財に指定されています。
引用:高野山HPより
霊宝館は美術品を見る場所ではなくて、仏様と出会える場所。
仏様の空気感を肌で感じ、手を合わせて拝む、祈りの場所と言われています。
雨だったら、霊宝館に入ってゆっくりするのもいいかもしれません。
大師教会
高野山真言宗の布教活動を行っている場所。
お堂の中は無料で拝観でき、写経や御授戒体験なども行っています。(有料)
時間に余裕があったり何度目かの訪問なら、嶽弁財天にも一度参拝されるといいですよ。
≫高野山の嶽弁財天はどこ?平日でも21日は【お大師様の日】駐車場は満車
高野山で食べた梵恩舎のランチ
事前にチェックしていたお店を、偶然見つけて入ったお店です。
大テーブルでの相席となりましたが、日替わりランチをいただきました。
野菜や豆を中心に、加工品をできるだけ使わずに、料理やスイーツを作られています。
高野山の御朱印帳と御朱印
高野山を2度目に訪れた時に(2015年10月)金剛峯寺で御朱印帳を購入しました。
高野山の地図がデザインされています。箱入りです。
全部で8種類の御朱印をいただきました。
どれも美しく、あとから見直しても惚れぼれします。
徳川家霊台の御朱印は、家紋が押されていますね。
高野山めぐりにオススメ情報
高野山をもっと楽しむための情報もお伝えします。
ガイドブックや本
高野山は見どころも多く、楽しみ方もいろいろですが、神聖な聖地でもあります。
ちゃんと守るところは大事にして、お参りしたいですね。
だから、事前に重要なところは知っておきたいです。
本で学んでおくのもオススメです。
私が高野山のガイドブックとして持っている本は3冊。
この3冊で高野山のことを学べて、御朱印の情報も得られて、空海さんのこともわかります。
詳しくはこちらで紹介しています。
≫高野山歩きにおすすめの本にガイドブックを3冊紹介!御朱印巡りにも
オススメのお土産に仏様グッズ
高野山に行くといつも買う、定番のお土産に縁起物があります。
私のお気に入りはごま豆腐に宝来。
こちらも記事を別にしていますので、よければ参考にしてください。
≫高野山で買いたいおすすめのお土産や縁起物は?仏様グッズは霊宝館で
最後に
私が訪れたことがある、高野山の観光スポットを紹介しました。
高野山の定番コースは大門→壇上伽藍→金剛峯寺→奥之院です。
はじめてなら、このコースをもとに、他の名所を訪れるといいと思います。
私は日帰りの約5時間で、定番コースと今回、紹介している女人堂、徳川家霊台、三昧堂にも寄れました。
バスを利用したり、歩けるところは歩きました。
これでも、まだ行けていない場所があるので また行きたいです。
追記:2020年に訪れたときは御廟は拝観中止でしたが、生身供を拝めました。
≫コロナ禍で参拝した高野山【御廟の拝観中止と生身供拝める時間】