活力鍋でカレーやシチューを作ったら味が薄くなった経験がありませんか?
活力鍋で市販のルゥを使って作るカレーやシチューでは、水の量がポイントです。
活力鍋、便利ですよね。
煮込み料理を作れば、味がしっかりしみ込み、素材のうま味も引き出してくれます。
カレーやシチューを作られる方も多いでしょう。
でも、
あれ?ルーを入れたら味が薄くなっちゃった。
そんな人もいるのではないでしょうか。
活力鍋は煮込むときのお水の量にコツがあります。
活力鍋で作るカレーを上手に作るコツをお伝えします。
活力鍋でおいしいカレーを作るコツは水の量がポイント
私も使っているアサヒ軽金属の活力鍋。
20年以上も愛用しています。
活力鍋で作るカレーの作り方は、付属のレシピ本に載っています。
- 下ごしらえした材料と分量の水を入れ、フタをしめる。
- オモリをセットして、強火で加熱する。
- オモリが勢いよく振れたら、すぐに火を止める。
- 火を止めて余熱調理。
- 圧力がなくなり、内圧表示ピンが下がったら、フタをあける。
- 足りない水を好みの濃度になるように足し、フタをあけたまま弱火にかけたらカレールゥを入れ、とろみがつくまで少し煮る。
分量の水と加える水の量
はじめに活力鍋に入れる水の量は1カップ(200㏄)です。
活力鍋では、ほとんどの煮物料理で、はじめに入れる分量の水は1カップとなっています。
1カップと野菜から出る水分で、短い時間でもじゅうぶんに柔らかくなります。
加える分量の水を多く入れないことがポイント
圧力がなくなり、フタをあけて煮込むときの水の量がポイントになります。
はじめに1カップ入れたから次は、カレーのルゥの箱に書かれている水の量の、足りない量を足せばいいのかな。
と考えがちですが、
これをすると、味が薄くなってしまいます。
私もはじめは何度も失敗しました。
箱に書かれている水の分量は、ふつうのお鍋で作る場合の量になります。
活力鍋では、目安として1カップ~1カップ半(200~300㏄)は減らして足してみるようにしてみてください。
たとえば、箱に書かれている水の量が4カップ(800㏄)なら、あとで加える量は2カップ(400㏄)です。
はじめに1カップ入れているからです。
ルゥを入れてしまったあとからは水を減らせないので、できれば少なめに入れて味を見ながら足していくのがオススメです。
でも、何度も味見をしていたら、ちゃんと味がついているようにも思いますよね。
実際に食べると、ちょっと薄いなーということもあるので、味見は「ちょっと濃い」くらいでちょうどいいと思います。
カレーに入れるジャガイモはくずれないようにする方法
また、ジャガイモは柔らかくなりすぎるとくずれてしまうので、はじめから入れるなら少し大きめに切る方がいいです。
小さめが好きなら、はじめに他の具材と一緒に炒めたら、いちど取り出しておき、圧力後に入れてコトコト煮込むといいでしょう。
活力鍋で煮込み料理を作るときのポイント
では、ほかの煮込み料理はどうなのでしょう。
シチュー
シチューも市販のルゥを使うのであれば、カレーと同じように水の分量には気をつけましょう。
シチューも、あとで加える水の量は、箱に書かれている水の分量より減らしてください。
肉じゃが
カレーと同じ材料で肉じゃがも作れますね。
肉じゃがは、材料と水1カップ(200㏄)と調味料を加えて圧力にかけます。
はじめに炒めなくても、これでじゅうぶんにおいしい肉じゃができます。
水の量もあとから加えなくても大丈夫です。
だから、ジャガイモもちゃんと味がしみ込むように、はじめから入れておくことがポイントです。
私は、少し大きめに切っています。
ホクホクでおいも本来の味がとってもおいしいですよ。
ポトフ
ポトフもおいしいです。
お肉じゃなくても、ウインナーやベーコンでも作れますよ。
家にある余っている野菜を入れて作ると、節約料理にもなりますね。
わが家では、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、大根などを使い、圧力後にキャベツやシメジを足して具だくさんのポトフを作ります。
にんにくもあれば、丸ごと2切ぐらいを入れたりします。
水ははじめは1カップでコンソメのもとを入れます。
あとからスープを多めにしたければ、水を足しても大丈夫です。
塩、コショーで味を調節したら完成です。
マスタードをつけながら食べてもおいしいですよね。
活力鍋で作った料理
もちろん、活力鍋ではほかにもいろいろな料理を作っています。
それぞれ、ちょっとしたコツも紹介しているので、よければ参考にしてください。
玄米も活力鍋ならおいしく炊けますよ。
さいごに
活力鍋で作るカレーや煮込み料理のポイントをお伝えしました。
市販のルゥで作るカレーやシチューは、あとで加える水の量に注意してください。
はじめはひかえめに足していき、お好みの味に調えてくださいね。