アサヒ軽金属のゼロ活力鍋で作る豚の角煮を紹介します。
角煮を炊くのは久しぶりですが、前に作ったときはSWシリーズの1分間活力鍋でした。
トロトロに柔らかくなった角煮のおいしさは忘れられず、でも時間がかかるのと、後片付けが大変なので、しばらく作っていませんでした。
でも今年になり、SWシリーズの活力鍋のパッキンがもう買えないことを知りました。
詳しくはこちらで記事にしています。
≫活力鍋SW型のパッキンが使えなくなったら他では代用はできない
残念ながら、私が持っている大きい方の活力鍋は、そのうち圧力鍋としては使えなくなります。
小さい方のゼロ活力なべでもおいしく炊けるのか、作ってみることにしました。
結果は、じゅうぶんおいしいけど、前に作った時と少しできあがりが違いました。
どちらも、それぞれの活力鍋のレシピ本を見て作ったのですが、よく調べてみると、それぞれの活力鍋での角煮の作り方に違いがありました。
より柔らかくおいしい角煮を作れるコツに気づきました。
ZKシリーズのゼロ活力鍋での角煮の作り方を紹介します。
ゼロ活力鍋2.5l型で豚の角煮を作ってみた!
まず、ゼロ活力鍋での豚の角煮の作り方から紹介します。
活力鍋を購入した時の付属の「お料理BOOK」にレシピが載っているので、その通りに作りました。
右の本は、1分間活力鍋の別売りになっているレシピ本です。
残念ながら、もう今は売っていないと思います。
私が持っているゼロ活力鍋は小さいサイズの2.5l型です。
このサイズで、分量が大丈夫かどうか、まず試してみました。
活力鍋では最大調理量の決まりがあります。
とあります。
水や煮汁と材料を含めて、お鍋の中の3分の2以下にしないといけないのです。
買ってきた豚バラ肉約800gを、3等分に切って活力鍋に入れてみました。
何とか3分の2以下にはおさまっていたので、これでまず一度ゆでます。
ZKシリーズゼロ活力鍋での豚バラ肉のゆで方
レシピでは
- 豚バラ肉(かたまり) 600g
- 下ゆで用の水 2カップ(400㏄)
- 下ゆで用の酒 2分の1カップ(100cc)
となっています。
私は、ちょっと800gと多かったので、少し分量を足しました。
でも、活力鍋は豚肉にかかるくらいの水を入れなくても、ちゃんと柔らかくなります。
- フタをして高圧のオモリをセットし、強火で加熱する。
- オモリが振れはじめたら、弱火で20分加熱する。
- 火を止めて余熱で調理する。(IHの場合はヒーターから下ろす。)
- 内圧表示ピンが下がるまで待つ。
圧力がなくなったら、オモリをかたむけて蒸気をすべて逃がしてから抜き取り、フタをあけます。
ゼロ活力鍋での豚の角煮の作り方
ゆで汁は別の容器に移しておくと、ラーメンのスープなどで使えます。
お肉もゆで汁も、約1か月の冷凍保存ができます。
お鍋から一度、豚肉を取り出して食べやすい大きさに切ります。
切ったお肉をお鍋に戻し、調味料を入れてフタをあけたまま弱火で煮詰めたらできあがりです。
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
酒 2/1カップ(100㏄)
水 2/1カップ(100㏄)
私は、たまに煮汁をお肉にかけたり、お肉をひっくり返したりしながら、コトコトと煮ました。
カタマリの時は大きいのに、ゆでると小さくなってしまいますね。
ちょっと寂しい。(¯―¯٥)
ゼロ活力鍋で作った豚の角煮の完成!感想
角煮が作れました。
ゆでたホウレンソウやきぬさやがあれば、一緒に添えたらいいですね。
ゆでたまごを一緒に煮たら煮卵もできるかもしれません。
これは、ふつうのゆで卵です。^^
では、実食を。
お箸でカンタンにくずれるほど、柔らかくなっています。
甘辛さとお肉の脂のうまみが、何とも言えないおいしさですねー。(´~`)モグモグ
ごはんにも合います。
家族3人で分けたら3つずつしかなくて、あっという間になくなってしまいました!
でも、
おいしいけど、前に作った方がもっと柔らかかったなー。
それに、もっと時間がかかった気がする。
と思いました。
前は、一升炊きの1分間活力鍋で作ったのですが、分量や材料はほとんど変わりません。
調べたら、ちょっと調理方法が少し違いました。
SWシリーズ活力鍋での豚の角煮の材料と作り方
SWシリーズ1分間活力鍋でのレシピ本『活力なべで作る大好き!!肉・魚料理』からも、角煮の作り方と材料を紹介します。
しょうが 50g
ゆで汁用の水 2カップ
煮汁
水 1カップ
酒 1カップ
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ6
あれば、水あめ
作り方
1.豚バラ肉を高圧・活力調理で下ゆでする
活力鍋に豚バラ肉を入れて、2カップの水をそそいでフタをする。
高圧にセットして、強火にかける。
オモリが勢いよく振れはじめたら、弱火にして20分加熱する。
火を止めて、余熱で調理する。
内圧表示ピンが下がったらオモリをはずす。
2.ゆで汁につけたまま冷ます
なべ内に圧力がなくなればフタをあけ、ゆで汁につけたまま冷ます。
冷めたら豚バラ肉を取り出して水洗いし、適度に脂肪をつけて約5センチ角に切る。
しょうがは薄切りにする。
3.低圧・活力調理で煮含める
活力鍋に②の豚バラ肉と煮汁の水と調味料(しょうゆだけ控えめにする)を入れてフタをする。
低圧にセットして強火にかける。
オモリが勢いよく振れはじめたら火を止めて、余熱で調理する。
内圧表示ピンが下がったらオモリをはずす。
4.フタをあけて煮詰める
なべ内に圧力がなくなればフタをあけて煮詰めていく。
途中で残りのしょうゆで味をととのえ、煮汁が少し残るくらいで水あめを加える。
完成!
おいしい豚の角煮を作るコツ
ゼロ活力鍋のレシピにはない、冷ます過程と低圧での再調理が載っています。
前は、この本を見ながら作ったので、より柔らかくなっていたんですね。
お肉の脂身も、もっとトロトロでした。
おいしい角煮を作るコツは、
- 高圧調理のあと、ゆで汁につけたまま冷まして、水洗いする。
- 低圧調理で煮含める
この2点だと思います。
時間はかかりますが、ゼロ活力なべでもこの作り方なら、もっと柔らかくておいしい角煮ができると思います。
最後に
久しぶりに活力鍋で角煮を作りました。
材料とレシピを2通り紹介しましたが、どちらでもおいしく作れます。
時間に余裕があれば、低圧調理を足すことで、より柔らかく仕上がります。
ただ・・・・・角煮を作ると、そのあとのお鍋の中の、油汚れを落とすのが大変なんですよね。(>_<)
でも、また低圧での再調理法で作ってみようと思います。
まずは・・・取ってあるゆで汁で、ラーメンを作ろうかな。
やっぱり、活力鍋、便利です。(^^♪