光の人生ノート ~ My Scrap Book~

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『バンクシーって誰?展』でストリートアートを体験してきた!写真もOK

『バンクシーって誰?展』を観てきました!
額装作品の一部を除き、写真撮影がOKでした。

バンクシーが手掛けた、ストリート・アートの街並みを再現した展示が多く、楽しかったです。
日本ではなかなか見れませんからね。

作品から伝わる、バンクシーの感性やするどい視点には、ただただ感心してしまいます。

音声ガイドは人気俳優の中村倫也さん。
会場で機械を借りてもいいし、自分のスマホでQRコードを読み込んで聴くこともできます。

『バンクシーって誰?展』を観てきた感想をお伝えします。

『バンクシーって誰?展』大阪会場について

『バンクシーって誰?展』でストリートアートを体験してきた!写真を公開

コロナの影響で延期になっていた『バンクシーって誰?展』ですが、無事に開催され、東京会場では18万人以上が鑑賞したようです。

大阪会場についてはこちら

『バンクシーって誰?展』大阪会場開催期間:2022年4月23日(土)~6月12日(日)
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボ
HP:https://whoisbanksy-osaka.jp/

JR「大阪」駅 、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅 、阪急「大阪梅田」駅 、阪神「大阪梅田」駅より徒歩です。

私は2020年の秋に、今回とは別の『『バンクシー展天才か反逆者か』を観に行きました。
そのときの記事はこちら
>『バンクシー展』を観た感想!スマイリーだけど笑えない作品って?

以前の『バンクシー展天才か反逆者か』と、今回の『バンクシーって誰?展』は開催内容が違います。

今回は、テレビ局の美術チームにより再現されたストリート・アートと、プライベート・コレクターの秘蔵作品が並ぶ展覧会になっています。

『バンクシーって誰?展』は、額の絵が少なめだったからか、規模が少し小さいように感じました。

前は、ストリートアートも絵もたくさんあって、作品の数としてはもっと多かったです。

今回も平日に行きましたが、オープンの11時でも少し並んでいるくらいで、そんなに混んでいませんでした。
やっぱり、土、日の方が混んでいるみたいです。

平日と土日祝の料金は違います。
当日券は以下のとおり

入場料(税込) 平日 土日祝
一般 2,000円 2,200円
大学・高校生 1,800円 2,000円
中学・小学生 1,300円 1,500円

『バンクシーって誰?展』はストリート・アートの街並みを再現した空間が見どころ

バンクシーの活動の3大地域と言われる、ヨーロッパ、アメリカ、中東の街並みが体験できます。
しかも、リアルサイズなので迫力があります。
前にはなかった作品も見れました。

一部の作品を除き、ほとんどが写真撮影OK(ストリート・アートはぜんぶOK)です。

音声ガイドは中村倫也さん!スマホでも聴ける

音声ガイドは機械を借りて聴くこともできるし、自分のスマホで聴くこともできます。
料金はどちらも600円

スマホで聴きたいならイヤホンを持っていきましょう。

私はスマホで聴きましたが、写真も撮りたいので、スマホの画面をいちいち変えるのは、ちょっと手間に感じたりもしました。^^;

ナビゲーターは中村倫也さんなので、今回は長女も一緒に行きました。
大好きだから(*´艸`*)
>【カメレオン俳優の中村倫也】人気の秘密は?動物好きで歌もうまい

スマホでの音声ガイドは、会場を出てもしばらく聴けましたが、5時感くらいたったらもう聴けなくなりました。

会場を出たところには、中村倫也さんが描いた作品もありましたよ。

観てきた感想!リアルなストリートアートが楽しめる

日本でこんな芸術的なストリート・アートは見れないから、とても新鮮でした。
海外でも場所によれば違法だから、バンクシーが描いたとしても消されたモノもあります。

それが、展覧会では再現されたりもしています。
小さいところまでこだわったストリート・アート、すごかったです。

本物の電話ボックスのまわりで、盗聴している男たち。
イギリスの諜報機関の近くの建物に描かれたそうですが、もう今はないとか。

床から草が生えているところ、リアルっぽいです。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は有名ですが、この少女が耳にしているのは六方形の警報機。
警報機は、実際に描かれた場所にあったモノだそうです。

マスクは、コロナ後にあとから着けられたそうですが、誰が着けたかはわかっていません。

このおばあさんのくしゃみの絵も、コロナ後に描いた作品で、話題になりましたね。

ロサンゼルスの倉庫で開催されたバンクシーの個展「かろうじて合法」にて、展示された象。
部屋の壁紙と同じ模様が、全身にスプレーペイントされています。
実際には数日間、本物のインド象を展示していたそうです。

「問題があっても、誰もその問題について触れようとしない」という、英語の慣用句を用いた「Elephant in the room」。
多くの人が無視している、貧困などの問題を意図しています。

イスラエルの軍事攻撃を受けて、廃墟化したガサ地区の家に描かれた子猫の絵。

「SNSではガザの悲惨な現実より、もっぱら子猫の写真ばかりが見られている。」
バンクシーがこの場所に、子猫の絵を描いたことによって注目され、、国際的な支援団体がこの地区の援助に名乗りをあげました。

右手に下げているのは、初代のMac。
フランス北部カレーの難民キャンプに描いたのは、スティーブ・ジョブズ。

実の父親がシリア難民だったなんて、知りませんでした。
受け入れていなかったら、今のネット社会はまた違っていたかも。

テントの中には、ネズミが動く映像が。
他にも、こうしたネズミが映し出されているところがありました。

やっぱりバンクシーが誰かはわからない

で、いったいバンクシーって誰?
それはやっぱりわかりません。
正体を明かしていないからこそ、こういうアートが描けるんだとも思います。

展示している作品の中に、バンクシーと思われる人物が写っているパネルもありました。
しかし、顔はわかりません。

ストリート・アートはグラフィティとも呼ばれ、落書きという意味。

海外では、芸術作品として保存する地区もありますが、場所によっては無断で描くと違法になります。
だから、消されてしまうこともあり、匿名で活躍するアーティストが多いです。

バンクシーは、特にメッセージ性が強いストリートアーティストとして有名。

言葉でなく、絵だけでここまで伝えるってすごいと思うし、言葉だけより印象に残りやすいです。

本当は、現地で見るべきこそのストリート・アートかもしれませんが、せっかくの展覧会なので、楽しんできました。^^

これは、中村倫也さんが描いた作品です。
上手ですよねー。

最後に

『バンクシーって誰?展』を観てきました。
シビアといえばシビアな絵です。

厳しい現実を描いた作品もありますが、ユーモアを意識して描いた作品も多いです。

日本で見ることがないことが、平和な証拠のような気もしたり。

紹介した以外にも、たくさんのストリート・アートがありました。
ぜひ、会場で体験してみてください。