光の人生ノート ~ My Scrap Book~

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【青紅葉がきれいな大原三千院は夏もおすすめ!】見どころに御朱印

京都大原三千院~ ♪
という歌をご存知ですか?

私もこの先は知らないのですが、このフレーズだけは子どもの頃から知っていました。
ちなみにこの歌は永六輔さん作詞、 いずみたくさん作曲の『女ひとり 』というそうです。

京都には今まで何度も訪れていますが、初めて大原に行ってきました。

大阪から車で出発して、高速も使い約2時間で到着です。

三千院の阿弥陀三尊像はガイドもあり、じっくり拝観できましたが、ありがたい気持ちになるステキな仏さまでした。

三千院の見どころや御朱印を紹介します。

京都大原までのアクセス

青紅葉も美しい大原三千院

三千院は、京都の市街地からだいぶん離れた北の方の大原にあります。

アクセス 乗り換え  
名神高速[京都東IC]国道161・湖西道路経由
→真野IC「途中」方面へ
「途中」経由で大原方面へ
→大原三千院
※駐車場はなし、近隣にあり
 
JR京都駅から 地下鉄「京都駅」に乗り換え「国際会館駅」まで(約20分)
京都市バス19系統で「大原バス停」まで(約22分)
→大原三千院まで徒歩約10分
JR「京都駅から」京都バス17系統(C3のりば)で「大原バス停」まで(約60分)
→大原三千院まで徒歩約10分
阪急電車 阪急「烏丸駅」から地下鉄「四条駅」に乗り換え「国際会館駅」まで
京都市バス19系統で「大原バス停」まで(約22分)
→大原三千院まで徒歩約10分
 
京阪電車 京阪「出町柳駅」から叡山電鉄「出町柳駅」に乗り換え「八瀬比叡山口」まで(約15分)
京都バス19系統で「大原バス停」まで(約15分)
→大原三千院まで徒歩約10分
京阪「出町柳駅」から
京都バス17系統で「大原バス停」まで(約30分)
→大原三千院まで徒歩約10分

公式サイトより:
http://www.sanzenin.or.jp/access/index.html

三千院専用の駐車場はありませんが、近辺に多数あります。
上の方に三千院に近い徒歩2~3分で行ける駐車場がいくつかあるので、慌てて山の下の方でとめないほうがいいです。(^^) 

電車にしても、最後はバスで行くことになります。

京都の大原ってどんなところ?

比叡山の麓に広がる大原の里。
緑豊かで美しいお寺や、地元で採れた新鮮なお野菜やお漬物で訪れる人々の心を癒やしてくれます。

私たちが、そんな大原に到着したのは夏の日の約10時半ごろ。

京都市内を通ったときは既に33℃の気温でしたが、大原で車から出て歩くと、暑さより気持ちよさを感じました。
爽やかな風が吹くと、心地よかったです。

三千院の見どころ

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天台宗、京都大原三千院。

天台五門跡のひとつで、梶井御殿と呼ばれた名刹です。

客殿、聚碧園の庭園

三千院の庭園

客殿の庭園、聚碧園は池泉観賞式庭園で、東部は山畔を利用した上下二段式とし、南部は円形とひょうたん形の池泉をむすんだ池庭を形成しています。

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まずは、庭園をじっくり鑑賞しました。
心が落ち着きます。

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緑がとても美しいです。
紅葉の季節や、雪景色もとてもきれいでしょうね。

続いて宸殿の方へと進み、庭園へ降りて散策できます。

そのあとは1番の見どころ、往生極楽院で拝観しました。

往生極楽院の阿弥陀三尊像

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写真:パンフレットより

お寺の方が詳しく、そして楽しく説明してくれました。

天井には現在は肉眼ではわかり難いものの、極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が極彩色で描かれており、あたかも極楽浄土そのままを表しています。
堂内中心に鎮座する阿弥陀如来は来迎印を結び、向かって右側の観世音菩薩は往生者を蓮台に乗せる姿で、左側の勢至菩薩は合掌し、両菩薩共に少し前かがみに跪く「大和坐り」で、慈悲に満ちたお姿です。
なお、建物は重要文化財、阿弥陀三尊像は国宝に指定されています。

今は薄れてよく見えなくなっていますが、天井には藤原時代の人々が現世に往生極楽を願い、浄土思想に基づいて天井画が描かれているそうです。

真ん中の阿弥陀如来さまの前に座って顔をあげると、阿弥陀如来さまの目と合うようになっています。

それだけ間近で拝観できるのもありがたいことです。

両脇の菩薩さまは珍しい前かがみの姿勢。
今、まさに亡くなった方を迎えに行こうとしてくださっているお姿なのです。

亡くなった方を極楽へと導いて下さる阿弥陀三尊蔵を目の前にして、「私がその時に逝けるところも極楽だろうか」と思ったりしました。

そのあとは、また庭園を歩きます。

青紅葉も美しい大原三千院

苔の中では、わらべ地蔵と呼ばれる小さなお地蔵さまたちもいます。

三千院 紫陽花苑

あじさい苑があり、初夏なのに、まだきれいなあじさいを見ることができました。

金色不動堂

三千院 金色不動堂

本尊は、智証大師作と伝えられる秘仏金色不動明王で、重要文化財に指定されています。毎年4月に行われる不動大祭期間中は、秘仏のその扉は開かれ、約1ヶ月間お姿を拝するこができます。
引用:三千院HPより

また、秘仏も拝観したいですねー。

観音堂

三千院 観音堂

観音堂内には身丈3メートルの金色の観音像が祀られており、御堂両側の小観音堂には三千院と縁を結ばれた方々の小観音像が安置されています。
平成10年に建立され、観音堂の横に広がる石庭・二十五菩薩慈眼の庭は、補陀洛浄土を模して二十五菩薩を配した庭園です。
引用:三千院HPより

緑の中を抜けて戻ってきます。

三千院

最後には、資料館の円融蔵で往生極楽院の天井画を復元されたものを見ることができます。
真っ青の天空の極楽浄土に舞う天女や、諸菩薩の姿が極彩色で描かれていました。

大原三千院の御朱印

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御朱印は金色不動尊、観音堂、円融蔵の3ヶ所でいただけます。

願い事をしながら自分への手紙を書いてみる

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三千院では「3年後の自分へ、手紙を書きませんか?」という体験を行っています。
手紙だけなら300円
お守りとのセットで800円となっています。

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私はお守りセットを購入しました。

ON THE TRIPが提供するオーディオガイドを聞きながら、三千院の境内を巡って、極楽浄土や過去に人々が未来に願った祈りを思いながら、自分を見つめて3年後の願いを言葉にしてみましょう。

というものです。

詳しくはこちら
https://on-the-trip.com/innertrip/sanzenin

三千院にある往生極楽院は、来世に極楽浄土を願う場所でした。
人々は仏さまに手を合わせ、未来に思いをはせることで救われていたのです。

その願いは人それぞれ。

三千院という名前は、 「一瞬、一瞬には三千の思いが存在する」 という教えからきているようです。

三千院で、願いを書ける畳の部屋も用意されていますが、私は気づかずにそのまま持って帰ってきたので、また家でゆっくり書きたいと思います。

書いた紙はお守りの中に入れて、肌身離さず持ち歩いても良く、引き出しにしまっておいてもいいそうです。

三千院で3年後の願い事をしてみませんか?

大原三千院の情報

寺院名 大原三千院
住所 〒601-1242
京都市左京区大原来迎院町540
TEL 075-744-2531
拝観時間 9:00~17:00
11月 8:30~17:00 
12月~2月 9:00~16:30
拝観料 一般 700円
中学生・高校生 400円
小学生 150円
休館日 無休
アクセス

京都バス「大原」より徒歩約10分
京都駅前から京都バス17系統(18系統)
京阪電車「出町柳駅」前から京都バス10系統・16系統・17系統
市営地下鉄「国際会館駅」から京都バス19系統
詳しくはこちら
http://www.sanzenin.or.jp/access/index.html

HP http://www.sanzenin.or.jp/guide/index.html
地図

最後に

京都の大原、三千院を紹介しました。

大原は秋の紅葉もきっと美しいと思います。

冬はとても寒いでしょうが、凛とした趣が感じられそうです。

そして、夏は市内に比べるとまだ過ごしやすい所です。
緑がきれいで、たまに吹く風が心地よく感じられました。

せっかく大原まで来たのなら、他の名所もまわってみてくださいね。

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