こんにちは。
7月ももう終わりですね。
今日も朝から暑かったですが、きれいな青もみじや緑の風景で少しでも癒やされていただければ、と思います。
是非、最後までお付き合いください。(^^)
前回まで2回に渡って、私が先週に訪れた京都大原を紹介させていただきました。
三千院と宝泉院です。
今日は、私が最後に訪れた寂光院とその他の京都大原の名所の紹介です。
京都大原 寂光院
拝観時間 | 3/1~11/30 9:00~17:00 12/1~12/31 9:00~16:30 1/1~1/3 10:00~16:00 1/4~2/28(29) 9:00~16:30 |
拝観料 | 大人・高校生 600円 中学生 350円 小学生 100円 |
駐車場は、近辺にいくつかあります。
私たちも、調べていた近くの駐車場に停めたものの、係の人がいない!
300円となっているので、辺りをウロウロしていたら見つけました。
何と、煙草の吸殻入れのような空き缶が吊ってありました。
貯金箱のように小銭を入れる穴が空いているのですが、その穴の上には蜘蛛の巣が・・・。
「これは、みんなお金を入れてないな・・」
私たちは、ちゃんと入れましたよ。
でも、両替もできないので、小銭がないと困りますね。
そんな時は、先に拝観をしてその受付で小銭に替えておいて、後から駐車場のお金を入れてもいいと思います。
見たところ、その他の周りの駐車場も同じ様な空き缶が吊ってありました。
、と駐車場の話はさておき、寂光院です。
上の写真の参道を登っていきますと、山門に着きます
平家物語ゆかりの天台宗の尼寺。平清盛の娘・ 建礼門院徳子が隠棲し、壇ノ浦の戦いで滅亡した平家一門や息子・安徳天皇の菩薩を弔いながら終生を過ごしたとされる。
カエデが天を覆う参道の先には、本尊地蔵菩薩像を祀る本堂や、大原御幸絵巻などを展示する宝物殿がある。
本堂
こぢんまりとした構えの本堂です。
桃山時代頃の建築の特色を残していると言われていた本堂は、平成12(2000)年の火災で焼失した。小松前住職の「すべて元の通りに」の言葉通りに、焼け残った木組みや部材を入念に調査し、材木を吟味して、5年の歳月を経て平成17(2005)年6月2日に落慶した。
引用:寂光院HPより
何と、19年前に焼けてしまっていたのです。放火だったそうです。
無事に再建されてよかったです。
焼け残ったものは、宝物殿で展示されていました。
ご本尊は 六万体地蔵菩薩立像 です。
写真:パンフレットより
大きくて色鮮やかな地蔵菩薩立像の後ろには、小さな地蔵菩薩立像がたくさん安置されています。
かつては約6万もの地蔵に囲まれていたといわれ「六万体地蔵菩薩」の別名があるそうです。
この後、境内を歩き、宝物殿を見て帰りました。
御朱印は書き置きのものをいただきました。
寂光院も、秋には紅葉の見どころスポットとなっているので、その時期もさぞきれいでしょうね。
寂光院の近くに 足湯カフェという珍しいカフェもあります。
【足湯カフェ】京都 大原温泉|湯元のお宿 民宿大原山荘【公式サイト】
あちこち歩いた後に寄ると、疲れた足も気持ちも癒やされそうですね。
私たちが大原で廻ったのは3箇所でしたが、他のおすすめ名所も紹介しておきたいと思います。
京都 大原 名所
いずれも三千院から近いところにあります。
勝林院
法然上人と比叡山の僧が論争した大原問答のぶたいとなった寺。
そのとき上人の論にうなづいて光明を放ったと伝わる「証拠の阿弥陀」や法然上人像が本堂で拝観できる。
実行院
勝林院の子院で、池泉鑑賞式の契心園と池泉回遊式の旧理覚院庭園がある。
客殿の西に広がる旧理覚院庭園では、初秋から春まで花を咲かせる不断桜が珍しい。
来迎院
魚山流星明を集大成した聖応良忍上人大師が修練道場とした寺。
毎週日曜13時から肉声の声明を聞ける。
本堂では藤原時代の如来三尊像(重文)が拝観可。
来迎院(Raigou-in Temple) | 京都 大原観光保勝会
音無の滝
来迎院からちょっときつい山道を登ったところに落ちる滝。
聖応大師が声明の練習をするとき、呪文で滝の音を止めたと言うので、この名で呼ばれている。
岩肌を滑るように落ちる滝の周りにはカエデが多く、秋が楽しみ。
音無の滝は、来迎院から歩いて約9分です。
三千院、宝泉院、寂光院と合わせると全部で6つの寺院に音無の滝がおすすめスポットですね。
秋の季節にとても気持ちよさそうなので、今回行けなかった所は、またいつか紅葉の季節に行きたいです。
そして、大原の名物はしば漬けです。
私も買って帰りました。まだ食べていませんが。
お昼を食べるなら行って欲しいのが 志野松門さんです。
2,000円の八菜ランチが美味しそうなのです。
(私も食べたかったけど、一緒に行った夫が昼食を抜いているので、私も我慢したのだー。)
▼阿弥陀三尊像に拝観できる三千院の紹介はこちらです。
▼五葉松が見事な宝泉院の紹介はこちらです。
最後に
以上で、京都の大原の紹介を終えたいと思います。
遠方から旅行で京都に来られる方は、1日を大原で過ごすのも良いかと思います。
市街地から離れているので、せっかくここまで足を運んだのなら、見れる名所は全て見て帰った方が良いかもしれませんね。
似ているようで、一つ一つのお寺に見どころがあり、庭園の美しさもまたそれぞれで、抹茶とお菓子がついてくるお寺もありますし、その所々でゆっくりされると、とても有意義で静かな時間が過ごせるかと思います。
そして今回紹介したお寺は、この夏の季節は青紅葉(青もみじ)がとてもきれいです。
青紅葉とは春の若葉からどんどん深みを増す、緑の若い楓のことです。
春の新緑の季節から夏頃までが見頃かと思いますが、今もまだ充分楽しめますね。
秋になると紅葉が始まり、京都はさらに観光客で賑わいます。
秋に行かれる方は、混雑に注意して観光して欲しいと思います。
私も紅葉を見に、京都の様々なところを訪れてきました。
近くなったら、いくつかおすすめのスポットも紹介したいと思います。
ありがとうございました。
暑い毎日が続きます。
私の周りでも体調を崩されている方が多いです。
どうぞ、皆さんくれぐれも熱中症には気をつけて、意識して水分をとって、元気にお過ごしくださいね。
京都の大原特集を3回とも読んでくれた方、ありがとうございます。
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