大阪の坐摩神社は「いかすり神社」と読みますが、通称「ざま神社」とも言われます。
本町の都会の中にある神社ですが、境内も摂社もきれいな神社です。
私は過去にも参拝したことがありますが、今回は縁起物を購入したくて、お参りに行ってきました。
縁起物というのは絵馬です。
持って帰って部屋に飾っています。
見開きの御朱印も一目惚れしたので、買ってしまいました。
大阪の坐摩神社
いかすり神社、知らないと読めませんね。
いかすり(坐摩)の語源は、土地または居住地を守り給う意の居所知(いかすり)が転じたものと伝わる
とあります。
大阪市内の神社で、行きやすい場所にあります。
大阪メトロ本町駅15番出口、または21番出口より徒歩3分。
駐車場もあり、普通車が5台とめれます。
詳しくはこちら
http://www.ikasuri.or.jp/access.html
本町はビジネス街ですが、問屋も多いですね。
そんな街なかにある神社です。
こちらはまた違う方面からの鳥居ですが、火防(ひぶせ)陶器神社という名前も見られます。
坐摩神社の末社で、昔はこのあたりに陶器問屋が多く並んでいたようです。
今でも、境内ではせともの祭りが開催されることもあります。
(状況により中止となります。)
よく見ると、いろいろなものが陶器でできているので、探してみるのも楽しいです。
そのとなりには、稲荷神社があります。
また、上方落語寄席発祥の地でもあるとされています。
御祭神
坐摩神社の拝殿です。
ご由緒によると、神功皇后がこの地に坐摩神を奉祀されたのがはじまりとされています。
- 生井神 (いくいのかみ)
- 福井神 (さくいのかみ)
- 綱長井神 (つながいのかみ)
- 阿須波神 (あすはのかみ)
- 波比岐神 (はひきのかみ)
5柱を総称して坐摩大神(いかすりのおおかみ)と申します。
坐摩大神(いかすりのおおかみ)は古語拾遺等によれば、神武天皇が即位されたときに御神勅により宮中に奉斎されたのが起源とされ、坐摩の語源は諸説ありますが、土地又は居住地を守り給う意味の居所知が転じた名称といわれています。
引用:坐摩神社の公式サイトより
- 住居守護
- 旅行安全
- 安産守護
昔から宮城(きゅうじょう=皇居のこと)を守る神様だったことから、居住地を守る住居守護の神様、行路の安全を守る旅行安全の神様、それに安産守護の神様として信仰されています。
安産祈願もでき、鈴守に岩田帯の授与もできます。
境内に7つの摂社
境内には7つの摂社があり、きれいに並んでいます。
坐摩神社はあじさいもキレイです。
約20年前から、神職さんが地植えや鉢植えで育ててこられているようです。
その数、約30種・約300株。
だいたい6月中旬頃まで見頃ということなので、その頃にお参りするのもいいですね。
8月には、さぎ草の花が満開になるそうで、夏に来るのもよさそうです。
拝殿の前や境内の通りには、季節の鉢植えが並んでいて、植物を大事に育てられているのを感じます。
だから、境内もきれいで気持ちよくて、お昼には仕事の休憩中に来られている様子も見られます。
都会の中のオアシスって感じかもしれません。
縁起物の絵馬
絵馬は、干支の柄と、鷺(さぎ)の柄がありました。
坐摩神社の絵馬は縁起物、と聞いていたので、この鷺の絵馬だ!と思い購入しました。
その情報を知ったのは、桜井識子さんの本『神様と仏様から聞いた 人生が楽になるコツ (宝島社文庫)』です。
過去に、私のブログ内でも紹介しています。
>『神様と仏様から聞いた人生が楽になるコツ』で関西の神社仏閣巡りしたい!
そして社務所で見つけたのは、見開きの御朱印!
こちらもキレイなデザインで、「菊と向かい鷺」の御朱印となっています。
ひと目で気に入って、購入しました。
1,000円でした。
あとからHPを見ると、いつもは元旦から1月末までの限定の御朱印だそうです。
でも、緊急事態宣言も出ると遠方から来れない方もいるので、通年を通して授与してくださっているようですね。
真ん中の金箔押しは皇室の「菊」、「白鷺」は坐摩大神様の神使であり、菊を中心に向かいあう白鷺の意匠は、神武天皇の御代より宮域(皇居)を守護する、坐摩大神様の御神徳をあらわしております。
購入した御朱印の中にも説明書きが入っていて、あらためて読み返して、いただいてよかったと思いました。
ただ、この御朱印は縁起物かどうかは、わかりません。
(このあとで、もう少しお伝えします。)
裏面はのり付きになっていますが、今は部屋に飾っています。
見開きの御朱印、最近、増えてきているようですね。
また、見開き専用の御朱印帳を買いたいと思います。
坐摩神社の情報
住所 | 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3号 |
TEL | 06-6251-4792 |
アクセス | 大阪メトロ本町駅15番または、21番出口より徒歩3分 |
駐車場 | あり普通車5台 無料 |
開門時間 | 平日7:30~17:30 土日祝日7:30~17:00 ※2022年4月現在 平日・土日・祝日7:30~16:30 |
HP | http://www.ikasuri.or.jp/index.html |
地図 |
2022年4月の情報です。
縁起物を集めていきたい
最近の、桜井識子さんの本やブログを読んで、縁起物を少しずつ集めたくなりました。
ただ、お寺や神社で売っているものすべてが縁起物ではないそうです。
はっきりと「これは縁起物」と言ってくれているものもありますが、実際にはなかなか縁起物に出会えることはマレだったりするそうです。
住吉大社の楠珺社では縁起物が購入できます。
>住吉大社・楠珺社の招き猫の宝船は縁起物!
坐摩神社の絵馬については、過去の本を読み返していて、縁起物だと知りました。
絵馬は、家で飾るにもいいそうです。
識子さんの飾り方を参考に、同じように吊ってみました。
下の絵馬は、阿部野神社の絵馬です。
こちらは、絵柄がかわいくて気に入ったので購入しました。
>阿部野神社についてはこちら
縁起物を、自分で見つけるのってむずかしいです。
でも、これからはお参りをしたら、縁起物を探すという楽しみもできました。
縁起物を飾るのにも、コツがあるのを本を読んで知りました。
たとえば、
- 神社とお寺の縁起物は一緒に飾らない
- お札(ふだ)と並べると効果的
- 買ってから家に持って帰るまで、床につけない
などで、これは一部です。
ふつうに飾って楽しみたい人は、そこまで気にしなくても大丈夫かと思いますが、私はいろいろ参考にしています。
桜井識子さんの「運気を上げる! 縁起物カレンダーBOOK2022 (扶桑社ムック)」には、そんな情報もたくさん載っています。
でも、ブログを読むだけでも、いろいろなことを知れます。
桜井識子さんのブログはこちら
最後に
大阪の坐摩神社を紹介しました。
縁起物の絵馬は買って帰って、部屋に飾るのもいいです。
縁起物について知りたいなら、縁起物カレンダーはオススメです!
読み物のページも充実していて、縁起物を見分けるコツも載っています。