光の人生ノート ~ My Scrap Book~

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実体験【猫の里親になりたい!】探し方から引き取り方法に譲渡の条件

わが家での実体験から、猫の里親になる方法をお伝えします。

わが家では、多いときに3匹の猫と暮らしていて、うち2匹は里親になった猫です。
あと1匹は、家の近くで保護した猫です。

里親になった2匹のケースは、それぞれ違います。

引き取り方や譲渡者さんとの連絡方法に条件など、体験してきたことをお伝えします。

猫の里親になるということ

猫の里親になろうか迷ってる

「里親」とは、いろいろな事情で、親と一緒に暮らすことができない子を、引き取り育てる親のことを言います。

猫でも、保護した猫や多く生まれた子猫たちを引き取ってくれる飼い主さんを探す「里親募集」という活動が知られています。

猫の里親になるとは、愛情を持って育てて、最後まで看取る覚悟を持って、家族と同じように暮らすことです。

まず、わが家が約10年前に、はじめて猫の里親になったいきさつをお話します。

知人が保護した猫を飼うことになった

子猫の里親に

実は、わが家では猫を飼う予定はありませんでした。

それが、私の職場の子が捨て猫を拾い、「飼えませか?」と写真を見せて言ってきたことが始まりでした。

私は元々猫が大好きでしたが、飼うとなると責任重大です。

「無理でしょ。」と即答したのですが、家に帰ってから家族に相談すると、小学生の娘たちは飼いたいと言います。

幸い、家は一戸建てなので、ペットを飼うのは自由です。

ただ、私も仕事をしているし、昼間は誰もいないけど、大丈夫なのか不安はありました。

でも、「猫は留守番ができる。」と聞き、ケージを買ったら大丈夫かな?と思い、飼ってみることにしました。

職場の子は自分では飼えないため、保護施設に子猫を預けていて、連絡をしてくれました。

そして、その週末に引き取りに行くことになったのです。

譲渡者さんに写真で状況報告する条件

そこは、小さなペットショップのように、保護された猫たちがたくさんいる場所でした。

特に難しい条件などはなく、契約書も残っていないので、連絡先の交換だけだったかもしれません。

その時に、どんなフードをあげたほうがいいのかや、気をつけることなどを教えてもらい、
私たちは必要なものを買って帰りました。

譲渡者さんとは、2,3日に1度は写真で状況を知らせること、という条件だけはありました。

これは、2ヶ月ほど続いたでしょうか。

私たちもペットを飼うのははじめてだったので、何かあればメールで教えてもらえたので助かりました。

動物病院に行くタイミング

引き取った猫はチョコと名付けました。

チョコはやせていて、あまり食欲もなかったものの、元気に動いていたので、とりあえず無事に育ってくれるように、見守っていきました。

本当は、すぐにでも動物病院に連れて行きたかったのですが、

引き取って1週間、一緒に過ごして慣れてきてから連れてきてください。

と言われました。

緊急のとき以外は、猫にとってはじめての病院は、新しい環境に慣れてからの方がいいようです。

ガリガリでやせ細っていて、無事に育つのか心配だったのですが、病院へも連れて行くことができました。

その後も、少し風邪のような症状が出たものの、回復してしっかり食べてくれるようにもなりました。

元気に育っていき、譲渡者さんとのやり取りも終了しました。

これが、私たちが初めて猫の里親になった話です。

2匹目の猫は里親募集のHPから探した

チョコと暮らしはじめて1年たち、2匹目を飼うことになりました。

その経緯は、こちらで書いています。
>【2匹目の猫を飼うことにした理由】先住猫との相性やケージの必要性

この時、2匹目を飼おうと決めて主人が探したのは、里親募集のHPでした。

ご家族で数匹の猫を保護されているHPから見つけたのが、グレー色のキジトラの子猫です。

主人が、その里親募集のHPにメールで、応募すると、数時間後に返事が来ました。

そのご家族が、子猫をわが家に連れてきてくれることになったのです。

これには、下見も含まれていました。

ちゃんと猫が飼える環境か

もちろん、先住猫がいることも伝えています。

猫の譲渡者さんが下見で自宅訪問する

1週間後に子猫を連れて来てくれた譲渡者のご家族は、ご夫婦と男の子の3人。

わが家のリビングに案内して、キャリーバッグから子猫を出してくれました。

もう、いきなりチョコのおもちゃで遊びはじめていましたね。
元気いっぱいの子猫です。

この子は、譲渡者さんが保護した妊娠していた猫が産んで、2ヶ月まで育ててくれた子猫でした。

その子猫が使っていたトイレの砂を持ってきてくれていたので、わが家のトイレに混ぜたら、トイレも難なくしていました。

今まで母猫と一緒だったのに、もう引き離されることになって、ごめんね、と思いながらも、「かわいすぎるー。」とわが家はもうみんなメロメロです。

チョコだけが、離れたところから「誰やねん、コイツ・・・」みたいな目で冷ややかに見ていました。^^;

とりあえず、チョコが激しく威嚇することもなく、大丈夫そうということでそのまま引き取ることの了承を得ました。

その譲渡者のご家族は、わが家の次に、この子猫の兄弟を連れて行く予定だそうで、白い子猫も連れてこられていました。

そうやって、お宅を実際にまわって見られているようです。

譲渡者さんから里親への契約書

この時の誓約書は、今でも残っています。

カンタンに紹介します。

  • ともに生きる同伴者として最後まで責任を持って愛育する
  • 不妊去勢手術の承諾に関すること
  • ワクチン接種の承諾に関すること
  • 止む得ない事情ができたら、譲渡者に相談する
  • 他人に譲渡する際は、譲渡者の了解を得ること

以上が守られていない場合は、猫の所有権は譲渡者に戻ります。

とされています。

この譲渡者さんとも、しばらくは携帯のメールに近況報告をしていました。

子猫はベルと名付けられ、今もたくましく健在です。(^^)

チョコの時もベルの時も、引き取った時期が、ちょうど娘たちが夏休みに入る時期でした。

私が仕事でも、留守の時間が長くはなかったので安心できたという点もあります。

里親を探す方法と気をつけること

里親を探す方法は、主に2つです。

  • 里親を募集しているHPから申し込む
  • 里親募集の譲渡会へ参加する(要:予約申込の有無を確認)

HPから里親募集を探すときの注意

HPから申し込む場合は、事前に記載されている条件を確認しておきましょう。

譲渡したものの、きちんと育てられていなかったという悲しいケースがあるのが実情なので、条件が厳しくなるのは仕方がないとも言えます。

譲渡会で猫を探すときの注意

譲渡会に参加の場合は、その時に話を聞けます。

不安な点があるなら質問してみる、不明な点は確認しておくことができます

トライアル期間(実際に猫を引き取って、飼い主も猫も無理なく暮らせるか試してみる期間)がある保護団体が多いと思います。

ですが、中には戻されることを渋られるところもあるようです。

もし、「もしかしたら、やっぱり飼えないかもしれない。」と思っているけど、試してみたいと思っている方は、その気持ちを正直に譲渡者に先に伝えておいて下さい。

譲渡会は、たくさんの犬や猫に触れ合えるし、とてもいい場だと思います。

最後に

猫の里親になる方法について、実体験からお伝えしました。

私たち家族が2匹の猫の里親となったのは、それぞれ方法が違いました。

10年近くも前のことなので、今も少しずつ変わってきているかと思います。

ペットを飼うということは、命を預かることです。
いい加減な気持ちでは飼えませんが、愛情があれば大丈夫です。

いろいろな覚悟も必要です。

でも、それ以上に癒やされることが多いです。
迷われているなら、譲渡会に参加してみて下さい。

もし、捨て猫や迷い猫を助けることになったら、こちらを参考にして下さい。 
>【野良の子猫を保護して飼うことに!先住猫は大丈夫?】対策に注意すること 

▼ 猫を飼うことになった時に必要なものや、おすすめの商品をまとめています。

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