私が小学生の時に母からすすめられて読みはじめたまんが『小さな恋のものがたり』。
あれから何十年たったでしょう。
最新刊の第44集を買ったのは、去年の秋、発売されてすぐでした。
読むのがもったいなくてずっとそばに置いていたのですが、ようやく読み終えました。
『小さな恋のものがたり』を紹介します。
『小さな恋のものがたり』はどんな漫画?形態は?読む層は?
恋のものがたり』
作者はみつはしちかこさん。
『小さな恋のものがたり』を書き続けて50年だそうです。
2010年に大病をされて思うように書けない時期もあったそうです。
でも練習を重ねて、こうしてまた素敵な一冊を出してくれました。
やさしいタッチの絵の4コマ漫画の形態です。
所々で、イラストと共にとても素敵なポエムが入っています。
『小さな恋のものがたり』第44集
2014年に最終刊として第43集が発売され、完結されていたのですが、昨年2018年に「その後のチッチ」と題して、待望の第44集が発売されたのです。
これから読まれる方もいるかもしれないので、内容を書きたいけど、我慢しておきます。(*^^*)
あとがきでみつはしちかこさんのこの第44集への思いが書かれています。
『小さな恋のものがたり』の内容は?は甘酸っぱい恋バナ
あ
『小さな恋のものがたり』の話の内容は、高校生同士の甘酸っぱい恋のお話です。
主人公のカップルは、ちょっとおっちょこちょいで背が低いチッチ(小川チイコ)とハンサムでかっこよくて背が高いサリー(村上聡)。
この44冊、ずっとチッチとサリーの2人は高校生でした。
その道のりで2人の仲もいろいろあるのですが、読んでいてほほえましく、またはチッチと一緒に悲しくなったりした思い出があります。
読みはじめた私は小学生だったのに、いつのまにかとっくの昔に2人の歳を超えて、娘たちもチッチより年上になっているではないですか。(*_*)
そして、チッチの周りの仲間たちもそれぞれの恋に悩み、成長していくのです。
(高校生のままだけど(^^;)
でも、こんなひたむきで甘酸っぱい恋はしてこなかったなーとチッチが羨ましく思います。
私の年齢では馴染みがある方が多いと思うのですが、読んだことがない人も多いかもしれません。
ストーリーとしてはちょっと昔の内容になるでしょうね。
昔だからこそ味わえた新鮮な気持ち、今の便利な世の中とはちょっと違う恋のお話。
今の若い人が読んでも、微笑ましく感じるのではないでしょうか。
チッチが愛される理由
小さなチッチ、まだまだ幼さが残っている高校生なのに、周りから好かれ、読者から愛されています。
それは、チッチの素直で純粋な心の持ち主だからではないでしょうか。
普通の日常でちょっとしたことに感動して、ちょっとしたことに悩み、でも前向きに歩いていくたくましさ、そんなところが大好きなんですよね。
ほっとけなくて応援したくなる。
チッチより若い時に読んだ時には、憧れの気持ちでチッチとサリーの物語に入りこみ、大人になってからは、2人が愛おしくてたまらない。
そんな気持ちで第44集を読みました。 最後に
最後に
久しぶりに『小さな恋のものがたり』を読んで、またチッチに会えて嬉しかったです。
いつまでもチッチの様にピュアな気持ちでいたいですね。
みつはしちかこさんも、きっと同じピュアな方なのでしょう。
こんなに素敵な恋の物語をこんなに長く、たくさん書かれてきたのですから。
本当にありがとうございます。
慌ただしい毎日の中でピュアな気持ちを取り戻したくなったら、チッチを思い出して下さいね。(*^^*)
また続きが読みたいです。
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