ちょっと長い小説を読みたいならシリーズ本もおすすめです。
今年(2018年)に私が読んだ本の中から選んでみました。
今年は、約50冊読みました。
毎年100冊くらいだったので、今年は少ないほうです。
その中で、おすすめ5冊を紹介したいと思います。
「利休にたずねよ」山本兼一
美への情熱、禁断の恋。千利休の正体に迫った作品。何故、切腹を命じられたのか。何を隠しているのか。その過去が少しずつ明かされる手法が凝られていて、余計に読者は惹きつけられます。
発売され、映画にもなったのは、数年前ですが、やっと読めました。
今更ながらですが、本当に切腹になってしまい、惜しい人物ですよね。
面白かったですし、読んで良かったと思った本です。
「最後の証人」「検事の本懐」「検事の死命」柚月裕子
元検察官の敏腕弁護士、佐方貞人シリーズ3作品
どんな立場になろうとも、自分の信念を貫き、「罪はまっとうに裁かれなければいけない。」と、緻密な調査で真実を正しく導く。
私は本でしか読んでいませんが、ドラマにもなっていましたね。
法廷サスペンス、ミステリーなど好きなのではまってしまい、一気に読みました。
「スリジエセンター1991」海堂尊
「花だより」髙田郁
シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の物語。
主人公、澪と周りの温かい人たちは、読者にとっても懐かしく大切な人達。
源斉先生との暮らしも温かく見守っています。そんな源斉先生の苦しみを澪がどう救うのか。
「食は人の天なり」
そのシーンでは、読者も思わず、涙がこぼれるでしょう。
大切な人を助けたい、支えになりたい、そして力になれた時、自分自身も助けられ、改めて感謝の念がわいてくるのだと気づかされます。
ずっと、読んできた大好きな物語です。
これで最後と思うと、読み終わるのが惜しくもあったのですが、読み始めると面白くて先に進まずにはいられませんでした。
このシリーズはどれも面妖なものばかりですが、これ程までに引き込まれるとは思っていませんでした。
この中の話だけでなく、読んでいる方も、どんどん心がすっきり洗われていく気がします。
第一期となっているので、第二期もあるのかな、と期待しています。
最後に
長い休みがあったら、どっぷり読書を楽しみたい方へ、おすすめのシリーズ本を紹介しました。
シリーズで出て面白いと、全部読んでしまいますね。
他にも、ず~っと読み続けているシリーズものがあります。
今、読書中の本もそうなんですよ!
も~っと長いシリーズ本の紹介はこちら。
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