薬局でお薬を処方してもらったら、「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれるのが当たり前になってきました。
お薬の説明書が描かれたシールを、その場で貼ってくれるからです。
持っていなかったら、また新しいお薬手帳をもらうか、家にあるなら自分でそのシールを貼れば大丈夫です。
でも、久しぶりの病院なら、お薬手帳の存在を忘れている方もいるかもしれませんね。
家にあったっけ?という方もいると思います。
薬局でお薬手帳を出すと、これまでに服用したお薬のこともわかってもらえるし、アドバイスをもらえることもあります。
だから、できればお薬をもらう時にお薬手帳を出した方がいいんだよね。
また、お薬手帳はいざという時に、とても役に立つ大事なものです。
ちゃんと管理して、病院へ行く時には持参しましょう。
忘れずに持って行くようにするには、ケースに入れて保険証や診察券と一緒にセットしておくことです。
とくに子どもさんの症状は保護者の方がちゃんとつけてあげたいです。
ケースには母子手帳も一緒にセットしておくといいですね。
私も、家族のお薬手帳を管理して、これまで何度も見返してきました。
あとで同じ症状が出たときに、参考にできるからです。
お薬手帳の保管方法や書き方についてお伝えします。
お薬手帳はケースに入れて保管しよう
今は手帳ケースも種類が豊富です。
ポケット付きなら、保険証や診察券も一緒に入れておけます。
子どもさんがいるなら、母子手帳も入れておきたいですね。
保険証や診察券とセットにしておくと、お薬手帳をなくすこともないでしょう。
それでも持って行くのを忘れそうなときは、診察券か保険証に「お薬手帳を忘れずに!」と付箋を貼っておくといいと思います。^^
手作りのお薬手帳ケース
私は、娘たちが生まれた時に、手作りで母子手帳カバーを作りました。
方側に母子手帳やお薬手帳が入り、反対側には診察券や保険証を入れています。
ハンドメイドできる方なら、作ってみるのもいいでしょう。
100均のクリアポケットで保管する
「もっとカンタンでいい!専用のケースでなくてもいい。」という方は100均のクリアポケットでもいいと思います。
ポストカードのサイズなら、新しいお薬手帳が1冊入ります。
膨らんでくると入れにくそうなので、もう少し大きいサイズがオススメです。
薄めのモノ、ポケットが数枚付いているだけのクリアポケットでじゅうぶんです。
1番手前に診察券や保険証を入れて、次にお薬手帳を入れておけばいいね。
まだまだポケットはあまるので、診断書や領収書も入れておけますね。
お薬手帳ってどうして必要?
薬局に行くと必ずもらうお薬手帳。
種類は違っても、1冊あればどこの薬局でも使えます。
お薬手帳とはどんな意味を持つのでしょう?
お薬手帳は、あなたに処方されたお薬の名前や飲む量、回数などの記録(薬歴)を残すための手帳です。この記録がありますと、医師・歯科医師や薬剤師が、どのようなお薬をどのくらいの期間使っているのかが判断できます。
また、他の病院や医院などでお薬をもらうときにも、医師・薬剤師にお薬手帳を見せることで、同じお薬が重なっていないか、また飲み合わせなどについての確認も行ってもらえます。
引用:お薬手帳のHPより
https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/e-okusuri-02.html
と書かれています。
自分が保管するカルテみたいだね。
お薬手帳に書いておいた方がいいこと
お薬を処方してもらったら、その成分や用法、薬の作用、注意事項、副作用など記入されたお薬の説明書をもらいます。
シールになっているので、お薬手帳に貼ります。
このシールを貼るだけで終わっている方も多いと思いますが、合わせて自分で書いておいた方がいいことがあります。
- 症状や市販の薬
- 診断結果
- 副作用が出たとき
体調が悪いときはムリに書く必要はありませんが、回復して書けるようになったら、覚えているうちに書いておきましょう。
症状や市販の薬
病院へ行く前の症状から詳しく書いておきます。
何日くらい前からその症状が続いているか、痛みはいつから起きたか、ケガの原因は何だったのかなどです。
同じ症状になった時にとても参考になります。
「あの時と同じ症状だな、どうやって治して、どのくらいかかったかな?」というのがよく分かります。
めったに風邪や病気などしない人なら、なおさら過去の病気についてはうろ覚えです。
書いておくと見直した時に思い出せるよ。
だから私は、熱や咳が出たりと何かの症状が出た時は、その症状が治るまで記録しています。
また、病院で処方してもらった薬だけでなく、市販の薬でも服用したものを書いておくといいでしょう。
「このお薬はあまり効果がなかったな。」
「このお薬は1日2回の服用だったから、便利だったな。」
とか細かく書いておくと、あとから参考になることがあります。
その薬との飲み合わせが心配な場合も、お薬手帳で伝えられます。
診断結果を書く
病院での診断結果は忘れないうちに書いておきたいです。
病気の原因、先生から言われたこと、注意することなどです。
血液検査の結果も、貼っておくといいね。
副作用が出たら詳しく書く
もし、服用したお薬で副作用が出た場合は、どのお薬で出たのかきちんと書いておきましょう。
私は、過去に薬で蕁麻疹のアレルギーが出て、大変な目にあったことがあります。
でも、そのときはお薬手帳を使っていませんでした。
副作用が出た薬が解熱剤、としかわからず、もっと名前まで書いておけばよかったと思いました。
最後に
お薬手帳について紹介しました。
病院に行く時には、お薬手帳は忘れずに持参しましょう。
診察券や保険証と一緒にケースに入れておくと、忘れないようになります。
また、お薬手帳には説明書のシールを貼るだけでなく、症状や診断結果を書いておくと便利です。
市販のお薬を飲んだ時も書いておくと役に立ちますよ。
ちょっとしたケガや喉の痛みでも書いておくととても参考になるので、つけてみてください。
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