読書が趣味で本が好きです。
好きな作家さんはたくさんいますが、その中のひとりが東野圭吾さん。
多分、東野圭吾さんの作品が好きな方は多いでしょう。
映画で最近まで公開されていた『人魚の眠る家』やもうすぐ公開の『マスカレード・ホテル』の原作者でもあり、ファンも多いですね。
ガリレオシリーズや、加賀恭一郎シリーズも人気です。
私もほとんどの作品を読んできました。
読みやすいけど、しっかりしたミステリー、そして読み終えたあとに得られる感動や爽快感。
最近、出版された本もとてもいいのですが、今回は初期の作品で、印象に残っている2冊を紹介させて頂きたいと思います。
『時生』と『魔球』です。
東野圭吾 初期作品のおすすめ本
『時生』を読んだ感想
少しSFっぽいストーリーだなと思って読み始めたら、面白くて止まらなくなってしまいました。女性には、少しつらい描写もあったけど、読んだら何かを感じられるのでは。
「生きててよかった、産んでくれてよかった。」
そう思える人生でありたいし、そんな世の中であって欲しいと思える作品です。
『魔球』を読んだ感想
野球少年の殺人と爆破未遂事件がどうつながるのか気になる始まり方で、ストーリーに引き込まれます。
そして、まさかと思う新たな殺人事件が起こります。
武士の野球への信念、家族への思いは本当に深く、その真実を知った時、涙が出ます。
1ページ1ページ重みのある、内容の濃い小説でした。
おわりに
私はミステリー小説、推理小説も大好きですが、ただ残酷なだけな話や後味が悪いものは苦手です。
知らずに読んでしまっても人にはおすすめしていません。(あくまで、私個人の意見です。)
でも、東野圭吾さんの作品は、ただ内容が面白い、トリックが見事、というだけでなく、
つらい事件や酷い犯罪の話の中でも、苦しみを抱えた人への思いやりや、弱い人に寄り添う優しさが感じられ、ラストにはほっと救われることが多いから好きなのです。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!
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