夫はお魚が好きですが、生では食べられません。
だから、お刺身が食べられないのです。
小さい時は食べれていたそうですが、海で溺れかけたことがあってから食べられなくなったそうです。
お刺身、おいしいのにね。
私や娘たちはお刺身、大好きです。
そんなに頻繁には買ったりできませんが、たまに食べるとうれしくて味わいながらいただきます。
この前、業務スーパーでお魚がとても安く売っていました。
ハマチとカツオを買って帰り、久しぶりにお刺身食べよう♪と、ハマチは切っていただきましたが、カツオが違う料理にすることにしました。
「はてなの飯」です。
はてなの飯って何?
はてなの飯とは「みおつくし料理帖」という本の中で登場する献立です。
私は「みおつくし料理帖」を読んだので、知っていました。
髙田郁さんの小説です。
▼「みおつくし料理帖」は何度か紹介しています。
今度、松本穂香さんが演じる映画が公開されるんですね。
それで、ちょうど新聞の記事でも特集になっていて、「はてなの飯」のレシピも載っていたのです。
カツオで作ったはてなの飯を紹介します。
カツオで作る「はてなの飯」みおつくし料理帖より
我が家で購読している朝日新聞で「みおつくし料理帖」の中で登場する献立が、大きく紹介されていました。
この中に「はてなの飯」も載っています。
この一面以外にも映画の紹介や、最近出た髙田郁さんの新刊の紹介もあり(今、読んでるところ)、大きく宣伝されていました。
はてなの飯は「みおつくし料理帖」のどの本に出てくる?
「はてな・・・滅法旨いんだが、お澪坊、こいつは戻り鰹じゃあねえのかい?」
主人公の澪が作った料理を口にした、店主の種市が思わず感嘆の声を出した1品です。
「みおつくし料理帖」シリーズ1刊目の『八朔の雪』の中でのシーンです。
初鰹と戻り鰹とは?
鰹は温かい水域を好み、群れをつくって、南はフィリピン沖から北は三陸沖までのひろい海を動き回る回遊魚。
餌を求めて北に移動するものを「のぼり鰹」と呼び、とくに4月から6月頃のものは「初鰹」として、竹の子やゼンマイと共に春の旬として上げられます。
初鰹は赤々としていて、味はあっさりとしているから、表面を炙ったたたきで食べるのがおすすめ。
また、9月頃から南下し始めるものは「戻り鰹」と呼ばれます。
この頃獲れるものは脂がたっぷりとのっているため「脂かつお」・「トロ鰹」とも呼ばれます。「初鰹」に比べて、もっちりとした食感が特徴の「戻り鰹」は、秋の味として好まれています。
餌もしっかり食べていい体つきになった戻り鰹はお刺身で食べるのが1番!
なんだけど、パパはたたきもお刺身も食べれないんだよねー。
ということで、はてなの飯にしましょう。
「はてなの飯」材料と作り方
300gが294円だったカツオ。
- 米は洗い、鍋に入れて水加減し、約30分浸水させてから炊く
- カツオは2cm角に切る
- ボウルにしょうゆ、酒、みりんを合わせ②を入れて約2時間漬け込む
※戻り鰹は角切りの後に、さっと霜降りにする。
- 鍋に③と生姜を入れ、煮汁がごくわずかになるまで煮詰める。
- 炊きあがったご飯に①を汁ごと加え、さっくりと混ぜたらしばらくふたをして蒸らして器に盛り、刻みのりを散らす。
とってもカンタンだね。
「はてなの飯」を作って食べた感想
カツオ以外に具はありません。
今ではよく作られる献立かもしれませんが、シンプルなのにおいしいご飯です。
海苔で巻いておにぎりにしてもおいしいですよ。
主人も娘も「おいしい、おいしい。」と喜んで食べていました。
最後に
カツオで作った「はてなの飯」を紹介しました。
「はてなの飯」は髙田郁さんの「みおつくし料理帖」シリーズの『八朔の雪』に出てくる献立です。
レシピは、みおつくし献立帖に載っています。
髙田郁さんの最新刊は「あきない世傳金と銀」の9巻目。今、少しづつ読んでいるところです。
また、読み終わったら紹介しますね。(^_^)/
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